Chronicle of sky

ミドフォーママ黒猫がASD夫とASD息子、てんかん、協調運動障害、斜視などなど発達と治療に右往左往するブログ。

【介護と子育て】認知症から見る「理想的な生き方」とは

私はいわゆる高齢出産組ですが、私の両親も高齢出産で私を産みました。なので、現在父は80代前半、母は70代後半と、同世代の中ではいち早く介護が始まっています。ただ、実際に介護をしているのは、実家に暮らす独身の弟です。私は東京にいるし、子どもも小さいしでなかなか協力できないのですが、介護が必要な両親のこれまでの人生と、幼い子供たちのこれからの人生について、今後思ったことをいくつか書いていこうかと思います。

今回は、軽度認知症と診断されている母の話です。

軽度認知症の症状

「軽度認知症」と言われると、ちょっとボケたかな?くらいの症状をイメージしますが、正直母を見て、これで軽度なのか、と診断を聞いて思いました。具体的には、

  • こちらが仕事をしているのがわかっているはずなのに平日昼間に何度も電話してきて同じ話をする
  • お金を盗っただろう、貸してくれと言っただろう、などお金に関すること虚言が多くなる
  • 夜中に起きてブツブツ文句言う、家の中を徘徊する
  • 怒りっぽくなる、文句が多くなる
  • 曜日や日付があいまい
  • 体の動かない父に対して暴言

とにかく文句が多くなり、怒りっぽくなって、何か文句を言うために1日に何度も電話してきたり。母の場合は体の不自由な80代前半の父に対しても、連日の暴言で、結局弟が父が病気で入院したのを機に施設を探し、退院後は父は施設に入っています。

今年の初めごろがかなり大変だったんですが、MRIを撮って軽度認知症がわかってから、母自身も「脳に問題があるから」ということがわかって安心したのか、現在は「忘れやすい自分」をある程度受け入れて以前よりは落ち着いていますが、それでも不調な時は上記のような行動に出ます。

認知症で攻撃的になりやすい人=我慢の人生を送ってきた人?

実は現在の家の隣にも、母の軽度認知症をスケールアップしたような人がいて、長年近隣トラブルに遭っているんですが、その人と母との行動の共通点が、とにかく周囲に対して文句を言うんですよね。攻撃的な性格になるのは認知症の初期症状ではよくあることらしいです。

こちらの動画が非常に参考になりました。

【注意】こういう性格(生き方)の人は、アルツハイマーになりやすい。

自分勝手な人は認知症になりやすい、まあうなずけます。でも「我慢してきた人」も認知症になりやすい?意外な感じがしますが、母を見ているとわからなくもないな、と思います。私さえ我慢すれば、という考えは人生に納得しているわけではないので、世の中や他の人に対して、文句や嫉妬を抱え続けていたのではないかと。それが認知症になるにつれ、表面に出てきただけではないかと思います。あるいは理性で押さえられなくなってしまったか。

でも他の人に比べれば恵まれた環境・・・結局は性格による?

しかし母の場合、これまでの人生は割と恵まれた方だと思うのです。

  • 1歳の頃、父(私の祖父)を戦争で亡くすも、父の家は裕福。父の資産と母(祖母)の遺族年金で生活には困らず
  • 父は母の家に婿入り。実母と同居で嫁姑の諍いもなく、家事育児も手伝ってもらえる

確かに両親とも昔の人なので、婿入りとはいえ「父」の権力は絶対、という亭主関白な家だったので、我慢も多かったとは思いますが、実母と同居で嫁姑問題と無縁とか、今のご時世でも皆がうらやむ環境ですよ。それなのに「私も嫁に行ってみたかった」とか言うんですからね。ワイドショーでもドラマでも、あれだけ嫁姑問題取り扱ってるのに、ですよ。

結局隣の芝が青く見えてしまう、自分の恵まれた環境に目を向けられなくて、卑屈になってしまう、その性格のせいもあるのではないか?と思います。人を羨んで嫉妬する、結果今の環境に文句を言う。それが認知症で押さえられなくなって、表層に出てきてしまう。母を見ているとそんな感じがします。

ポジティブに、ストレスフリーで笑って人生を過ごせるように

子どもたちに対しては、当然「誰かを羨んで嫉妬して文句を言う」なんて人生歩んでほしくはありません。将来攻撃的な認知症にならないためには?とにかくポジティブに、ストレスなく笑って過ごせるように。怒ることもあるけれど、とにかく楽しく笑って過ごすことを大切にしたいと思っています。

父は80代前半で、寝たきりまではいかないですが、体が不自由になってきています。けれど頭はしっかりしていて、今のところ認知症の心配はありません。私は父と性格がよく似ていて、私さえ我慢すれば、なんて微塵も考えないタイプ(苦笑)。「いや、これずーっと我慢するの!?無理!」と言って暴れるタイプなので・・・まあ、認知症の心配はあまりないかも。。

一方で、特に娘は不安になりやすいタイプで、私の母の神経質な面を引いてしまっているかも、と感じています。今回のコロナで、親である私が不安そうな表情や行動をするのは子供に良くないと思い、ただ不安をあおるだけのテレビはシャットアウト、極力いつも通りの生活をするように心がけていました。夫も当初不安そうにしていたのですが、私がテレビをシャットアウトして「そんなに心配しなくても、もうみんな罹ってるって!」という良くも悪く余裕を持った態度を貫いていたら、夫もなんだか吹っ切れたようで、今では私以上に大らかになっています(苦笑)。

とにかく私は「大丈夫、大丈夫。そんなのたいしたことないよ!」って笑って言い続けたいと思っています。夫も子供も少しでもポジティブ思考になってもらえるように。

ま、今後の受験を考えたら、めーっちゃ難しいんだけどもな!

 

公文育ちのママが、公文について思うこと。

公文、幼児教育を語る上で、いつも出てきますね。今は乳幼児期からやらせる方も多いですし、アラフォーの私がやっていた頃とずいぶん変わったのではないかと思うのですが、公文をやって、その後どう生かされ、今どう思うかを、ゆるーく書いてみたいと思います。

前提:両親は教育熱心だけど、勉強のサポートはなし

話に入る前に、前提として、私の両親のスタンスについて。「英語教育にお金をかけた親と私の話」のところでも書きましたが、私の親は教育熱心な人たちで、そのためのお金もかけてくれましたが、「親が子供の勉強をサポートする」という意識は皆無で、横で勉強しているのを見る、などと言うことはあまりありませんでした。聞けばもちろん教えてくれますが。

小学校に入ってもテストや通知表を見せるだけで、普段の持ち物や宿題の準備を見てもらったことはあまりないです。これはたぶん「子供のサポートをしなければならない」という意識がなかった上に、私がそういうサポートなしでもそこそこやれてしまっていたので、全く気付かなかったのだと思います。気づいたのは弟が小学校に入った時。気づけば少し学習面で出遅れてしまっていて、そこから慌てて親が弟のサポートをしていました。

また、公立王国の地方ですので、公立小、公立中からトップ公立進学校へ、そして地元の国立大学に入ってくれたら御の字、くらいの意識です。英語については身に着けてほしいということで幼児期からやらされていましたが、学校の勉強をそんなに早くからする必要性も特になく、せいぜい小学校上がる前に字は書けた方がいいよね、くらいの認識でした。

小1の3学期から算数を始める。小学校卒業時点で2学年先取りで終了。

小学校1年生の時に、ご近所さんが公文教室を始められることとなり、近所の年頃の子供たちはとりあえず入会させられました。私もその一人です。公文と言えば算数、ですので算数のみスタート。小学校1年の3学期だったので「たす1」みたいな教材からやり始めたのを覚えています。

公文は小学校卒業まで続けて、I教材に入って少ししたところでやめました。2学年ちょっとの先取りです。最近の子たちは3学年先とか普通になりつつあるので、それに比べれば2学年先とかしょぼいんですが、親のサポートなし、完全に自分コントロールだったので、まあこんなものだったかな、と思います。

マンネリ化しやすい。飽きやすい。特に小学校高学年。

実は小4くらいから2学年先は達成していたんですが、どうがんばっても3学年先にはたどり着けないままでした。ひとつはたぶん、通っていたお教室が厳しめだったのではないかな、と思います。何度もやり直しをさせる系とでもいいましょうか。できるまでやらせる系だったように思うのですが、教室によってはそこまでやらせずに次へ進めるところもあるので、すぐ進めさせてくれる教室だったらいけたかも・・・とは思います。

もうひとつ、小学校5,6年になると難くなってくる上に公文そのものに飽きてしまうんですよね・・・。難しくなってくるので1日の枚数も、かつては「1日10枚」とかだったのに「1日2,3枚」とかになってくる。難易度上がっているから当然なんですけど、枚数が減ると達成感が少ないんですよね。達成感も少ないし、解くのに時間がかかるし、だんだん嫌になってきちゃう。親がサポートしていれば、あれこれ言いくるめて、毎日プリントさせようとできるんでしょうけど、我が家はそういう家ではなく、私任せだったので、やっぱりやらない日もありましたし、小学校高学年になるほど、そういう日は増えていきました。結果2学年先取り程度で終わってしまいました。

一度やったことがある、というのはとても「強い」

Iと言えば中3くらいの内容ではないかと思うのですが、その後中学入った時に、当然ながら数学は余裕でした。やはり中1の最初で躓くと、その後いろんなところに影響してきますから、中1の最初の数学で躓かなかったのは良かったと思います。

公文でやっていた範囲、つまり中学2年生が終わるとき、実はすっごく不安だったのです。これまでは公文で先取りしていたから、数学の授業についていけていただけではないのか、と。しかしこの頃通っていた塾の先生が非常に良い先生で、その先生のおかげもあり、中3以降、先取りの貯金が無くなっても、数学の点数はあまり変わらずやっていくことができました。基礎がしっかりできていたのではないかな、と思います。

公文、記述もしっかりできるのか?高等数学の教材は多い。

中学の頃の進学塾の数学の先生が、証明問題の記述をみっちりしっかりやらせる方で、だいぶ鍛えられました。中学の証明問題なんて下手すると模範解答でさえ3行で終わっていたりするんですが、その先生の教えに従って書くと10行くらい書かされるんですよ・・・。こんな書く必要ある?と思ってたんですが、高校以降の数学で、この「きっちり書く」というのが非常に役立ちました。最終回答が誤答でも、途中式等が合っていたら点になるので、きっちり書けばそれだけ細かく点が狙えるんだな、と思った記憶があります。

公文だとこの辺りどうなんでしょうか。高等数学までやっていないので、わかりませんが。。私はたまたまそういうきっちり書かせる先生と出会えましたが、子供たちもそういう先生と出会えるといいのですが。私立の進学校の先生とか、超有名進学塾の先生とか、普通に教えてくれるんでしょうかね・・・。

久しぶりに公文の教材を見てみると、高等数学範囲の教材がかなり多いですね。公文は高等数学ができなくて行きたい進路に行けない子供たちのために開発された、というのを最近読んだだけに、高等数学手厚いな、という印象を受けました。

万が一の場合に備えての、「先取り学習」。

現在2歳半の息子は、これまでに4回も入院しています。最後に入院したのは1年前なので、もう入院しないと信じたいところではあります。

実は息子が生後3か月で入院した時、同じ病室の隣に中学生の男の子が入院していたのです。なんの病気かはもちろんわかりませんが、「向こう7か月入院してもらうことになったよ」と宣告されて、男の子絶句・・・。中学の時期に7か月も入院。本人もつらい治療で大変そうでしたが、それ以上にいろんな不安があったのではないかと思います。

また、これは私の中学の先輩の話なのですが、高校入学してすぐ気胸になってしまい、半年ほど学校を休んでしまったそう。あまり付き合いのない先輩でふうん、と聞いていましたが、翌年私自身が高校生になって、進学校の進度の速さに「これ半年も休んだら絶対ついていけない・・・」とその先輩を思い出して戦慄したことがあります。

考えたくはないけれど、こういうケースもあるので、なんというか、最低でも1年くらいの先取り学習を続けていった方がいいのかな、と思ったりします。特に息子はいろんな持病を持っているので、いずれ公文をさせて2年くらいは先取り学習させていったほうがいいんじゃないか、と思っています。中1と高1の数学が躓く率が高い気がするので、なんとか高1までの内容は公文でさせたいな、と思うんですがね。

夢は最終教材終了・・・しかしハードルは高い。

息子には中学受験はあまりさせる気がないので、公文がしがしやらせようかな、最終教材終了とか夢だよねえ、なんて思いますが、上記の通りマンネリ化と言いますか、上へ進めば進むほど続けていくハードルが高いので、なかなか厳しいなあ、と思います。親がついて勉強してくれるのも小学校まででしょうしね。

大学受験ということをターゲットにして考えると、当然公文だけでは対応できないと思いますが、公文を高校数学レベルまで続けられる子は、すなわち大学受験へ向けてコツコツ勉強できる子、自学自習できる子ということにもなりますので、おのずとそれなりの大学に進学するのかな、という気はします。

 

通信はなくなった?在宅型公文式学習というのが始まっていた。

久しぶりに公文のHP見たら、以前あった通信コースの表記がなくなり、在宅型公文式学習、というのが書かれていました。時々近くの教室にサポートしてもらい(行ったり、電話してもらったり、Zoomも)、基本的には自宅学習、という感じに読めます。会費は通塾する場合と同じ!以前の通信は、教室に通うコースよりも1000円高く、ただでさえ高い公文でさらに1000円かあ・・・という感じでかなり躊躇していました。なのでワーママが幼児に公文をさせたくても通信は高い、週2回の教室通いは大変、というハードルがあったんですが、時々お教室に行って教材をもらってくるだけ、なのであればワーママでもやりやすいのではないかと思います。

近くの公文は夜7時までとかなので、フルタイムワーママはちょっと無理だったんですよねえ。教材もらいに行くだけなら何とかなるかも。まあ、我が家の子供たちにさせるのはもう少し先でいいかな、と思っていますが。

 

なんだかんだ言って、良い教材だと思います、公文。でも高いですよねえ。算数だけさせるなら、習い事としてありかな、って思いますけど複数教科をさせたり、幼児にさせたりするにはなかなかいいお値段ですよねえ。でも多くの人がやっているのを見ると、やはりいい教材なんだな、と思います。

 

【小学校受験】幼児教室通い3か月。通い始めて感じたこと。

年中の娘、小学校受験のお教室に通い始めて3か月が経ちました。小学校受験のためのお教室はいろいろありますが、私は今のお教室を全面的に信頼していますし、娘もものすごく楽しく通っています。

授業中に親が参観しないスタイルの教室なので、様子が今ひとつわからなかったんですが、始まって1か月くらいして先生とお話する機会があった時に、私が「意外にすごく楽しく通っていてびっくりしています。」と言ったら「すごく順調にできているし、お勉強好きですよね。」と意外なことを言われてまたまたびっくり。どうも、プリントをするのが達成感あるみたいです。

この3か月、コロナで通常とは異なることが多くあったようですが、お教室に通っていて感じたことを考えたいと思います。

幼児教室に通わずに合格する子・・・それは性格的に素質のある子では。

時々お受験雑誌などで、「幼児教室に半年通っただけで合格した」「通わずに合格した」などという体験談を見かけますが、娘にいくつかの習い事をさせてわかりましたが、そういうお子さんは「性格的に」素質があったんだと思います。性格的に、というのはなんでも物怖じせず、初めての場所でも全く平気で、十分な積極性があり、それでいてお行儀よく振舞える、そう言うタイプは幼児教室に通わなくても合格できたりするのではないかなあ、と思います。

大人はどうしてもペーパーに目が向きがちですが、確かにペーパーは自宅学習で仕上げることができるご家庭って割とあると思うんですけど、やっぱりネックは子供の性格なんじゃないかな、と思います。初めての場所が苦手で不安になって泣いちゃうとか。娘もこのタイプでした。

私もお教室通いは新年長からでいいんじゃない?と思いつつ、娘の性格から考えるとお教室に慣れるまでに半年くらいかかるかもしれない、と思い至り、コロナ明けから入れましたが、娘と正反対の積極性があるお子さんなら、半年前とか、なんなら直前期だけ行くとかでも合格できるんだろうなあ、なんて思いました。もちろん、自宅でしっかり準備することが前提ですが。

人見知り、シャイ、恥ずかしがり屋さんは慣れるまで数か月かかるのを見越す。

上記の通り、娘についてはお教室に慣れるまでに半年かかることを想定して、4月に体験申し込みました。新年長の始まる11月までにはお教室に慣れるだろうという目論見があったんですが、コロナで6月後半から通うことになりました。いろいろ考えていましたが、娘は意外に早く慣れ、一度も泣くことなく楽しく通っています。

娘は初回から何とか泣かずに通えたのですが、娘と同時期の6月からのお子さんがいて、その子は2か月くらい入室時に泣いてましたね・・・。最近ようやく泣かずに入室できるようになってました。うちのお教室は参観型ではないので、初回から入室時に親と離れてバイバイは、こういうタイプの子には不安が大きいですよね。。幼稚園でいくら母子分離できていても、初めての場所だと勝手が違いますし。

慣れるまでに半年は必要なんだな、と改めて感じた次第です。

女児はお教室服も大事。

これです。娘のお教室通いが好きになった理由の一つは、確実にお教室服で行くのが良かったんだと思います。お受験風のワンピースに黒の靴。普段Tシャツにズボンにスニーカーで元気に遊んでいる子からすれば、このお姫様風な感じがものすごくよかったみたいです。しかも本人もお嬢様になりきるので、3割り増しくらいでお行儀が良いです。服のほかに、お教室のカバンなんかも一緒に買って揃えたんですが、お教室の日は「着替えて、カバン持って、靴はいて」というところから、なんだか顔つきが違います。

女の子、こんなにもわかりやすいのか、と驚きました・・・。

年中の今は子ども勉強より、親の勉強の時期かも。

ゆるーい個人教室なので、年中の今は宿題もないし(これを練習しましょう、はありますが。)、正直内容を見ても、年中の今なら自宅でもできることが多いな、という感じがします。子どものやっている内容に関しては。

むしろ!小学校受験初心者の親の勉強になることがとても多く、これについては年中からお教室通わせて良かった、と本当に思います。新年長以降で、子どもの勉強等見ながら、親も小学校受験についてあれこれ勉強して、と考えたら確実に時間がなかったな、と。親の時間が、です。

志望校についてもいろいろ調べられるし、願書についてとか、面接についてとか、まだ1年あるからゆっくり考えられることも多いし、年長さんたちを客観的に見られるので「こうしなきゃいけないんだな、こういうのはだめだな」というのがわかるし、とにかくお教室から親が教えてもらうことが多いので、本当に年中から行かせて良かった。

上の子で一度受験をしたのでよく知っている、というならお教室通いも遅くて問題ないかと思いますが、初めての小学校受験であるならば、早めのお教室通いが良いと思います。特段事情がなければ、新年中からお教室通いしておいたほうがよいかな、と今は感じています。多くの幼児教室で新年中からの通塾を勧めていますし、新年長に上がるときに席も確保できますし。「小さな子が受験勉強を2年もするなんて」と私も思ってたんですが、1年目は親が勉強、子は習い事感覚でのんびり、なので「受験勉強を2年」という感じではないな、と今は思います。難関目指す大手の教室とかだと違うのかもですが。。

 

娘は月齢が高いほうなので、そこに関しての苦労はなかったですが、早生まれさんだとまた勝手が違ってくるかもです。早生まれさんだと早くお教室通いさせるのがいいか、成長を待って一気に仕上げるのがいいか、確かに悩みます・・・。結局は何事についても、子どものそれぞれの個性を見極めて対応していくのが良いのでしょうね・・・。

隣人の暴言・ご近所トラブル問題備忘録①

Twitterでは少しつぶやいていましたが、隣人のおばあさんとのトラブル問題。今後似たようなことで悩む人がいるかもしれないので、備忘録として書いておきます。

 

 

 どういう状況だったか

経緯は割愛しますが、隣に住んでいる一人暮らしの70代のお婆さんと、義母(70代)は15年近くお隣さんなのですが、10年くらい険悪で、ここ数年、隣のお婆さんは庭先や家の中から大声で義母を罵っている状況です。お隣さんの精神状態にも波があるのか、1日に何度もやることもあれば、しばらくおとなしい時期もあったりしますが、ここのところは割と連日、週5くらい?で大声で叫んでいます。

 

内容としては

「〇〇〇〇(義母フルネーム)の大泥棒!」

「息子(夫)はヤクザで、〇〇は人殺しの一家だ」

「親戚の姉さんが言ってた、〇〇さんにだけは気をつけなさいって。ほんとうにその通り、あんな大泥棒の一家だとは思わなかった」

 

こんな感じで、先代からの土地問題に起因していることもあり、「大泥棒」とか言うフレーズになってるんですが、土地問題つっても別に境界線で揉めてたとかじゃないんですよ。隣の建て替え時にセットバックで下げさせられたのが、なぜかうちのせいになってるっていう。(昔の家は現在の法令では違反になるものが多く、建て替え時に現在の法令に準ずるように建て替えさせられる。そのひとつがセットバック)

 

別の昔からのご近所さんにもいちゃもん、険悪な仲に

我が家は路地を取り囲んで何軒か家があるところなんですが、うちと隣のお婆さんはそういう状況だったんですが、他の昔から住んでいる家にも、なんやかんやいちゃもんを付けてるという状況で。周りの家とも険悪。

 

ここ5年ほどで、新しい人も増えて、実は我が家だけでなく、あと2軒幼稚園児がいる家があり、それ以外にもう1軒小中学生がいる家もあり、割と子供が増えて来たんですが、誰一人路地で遊んでないんですよね。車も来ないし、長さはそこそこあるしで、安全な遊び場だと思うんですが、そのおばあさんのせいでみんな怖がって出てこない。

 

ほんと、困ったものです。

 

私が反撃反論。庭先やベランダでは言わなくなった。

7,8年前にその夫の実家を建て替え二世帯同居し始めたころは、嫁である私や息子である夫にはあまり言ってこなかったんですよね。ただ、子供が生まれて、子供に何かあったらと思って、とりあえず話合いでもできないかと模索してたんですが、一方的に罵倒されるだけなので無理。なので、しばらくは反論してたんですが、相手は妄想で言ってくるし、次の時も同じことを言ってくるので反論するのも馬鹿らしくなってきて。

 

だってねえ、私は夫とは再婚で、夫が前妻と離婚したのは何十年も前なんですが、離婚する前から私と不倫していたとか妄想たくましく言う人に何と言ったらと。いや、その時私高校生だし東京にいなかったし、っていう。

 

で、こんなバカげたやりとりを繰り返すのもあほらしくなってきて、そもそも相手の話聞く必要なくね?と思いいたり、相手の言葉を封じる方法に転じたのです。つまり、相手が何か言おうとしたら、それを遮ってこちらが一方的に話す。これを繰り返したら、とりあえず私の姿が見えるとぶつぶつ言いながら家に逃げ入っていくように。こんな感じ。

 

私「司法書士いるんでしょ、早く司法書士に電話しなさいよ」

婆「あんたに言わ」

私「今すぐ電話なさいよ。」

婆「ばかなこ」

私「ほらほら早く。家帰って電話したら」

婆「だっ」

私「私はいつでもいいよ。早く司法書士に連絡しなさいよ」

 

こんな感じ。相手にしゃべる隙を与えず、一方的にこちらの言いたいことを言う。いじめっ子みたいで、あんまりいい気持ちしないんですけどね。はたから見たら私がいじめてるみたいだし。多分近所の人にも、あのお嫁さんめちゃくちゃ怖い、と思われてるんだろーなーと。ただし、効果は抜群でした。

 

司法書士と言ってるのは、資産管理をしてもらっている司法書士がいると常々言っており、お婆さん本人から様子を聞く限りだと司法書士さんにも相手にされていないようだ、というのを知っていたので。

 

これが数か月前の話。

ほんの少しだけ大人しくなって放っておいたら、義母が反撃。

コロナで在宅勤務になり、私が家にいるとわかってから、庭先やベランダで言うことはここ2、3か月はなくなりましたが、家の中から大声で叫ぶ、というのは続いていました。ただ、我が家も新しい家で防音はばっちり、暑さでエアコンをかけるので、窓を閉め切っていることもあり、家の中から叫ばれてもあまり聞こえないので、まあいいか、と私は放置していました。

 

が、私が反撃したのが効果があったということで、義母もそれまでの「言われっぱなしでも放っておけばいい」という態度から一変。隣のお婆さんがこちらの敷地に一歩でも踏み入れようものなら「入らないで!」と、言うようになりました。

 

お隣さん、うちと隣の間にあるお隣さん所有の柵の内側にラティスを設置して、花とかもつけてるんですが、明らかにうちの敷地のほうに入ってこないと、この止め方できないよね?というものがあり、義母が割と見張ってたんですよね。

 

で、義母の「入らないで!」からバトルがまたスタートしたりするんですが、今まで義母がはっきり言い返してきたことがなかったので、カッとしたのか、お隣さんが110番。警察が来る事態になりました。

 

年よりの痴話げんかで処理されてしまった、最初の2回。

1回目も2回目も、私も夫も在宅勤務していたんですが、義母と義妹が仕事中なのを気を使って、こちらには声掛けず自分たちで対応しちゃったんですよね。お巡りさんたちはお隣さんがおかしいことを言っているのはすぐ理解してくれ、お隣さんはこっちでなだめるから、私たちは相手にしないようにと言っただけでした。

 

実は私はお隣さんの暴言動画をいくつか持っており、それを見せることも辞さないつもりだったんですが、ただの年寄りの痴話げんかとして処理されてしまったらしく。

 

次からは警察が来たときは必ず夫に対応してもらうよう義母、義妹に釘をさしました。義母は納得していなかったけど、こういうのは男が出ていくのと女が出ていくのとで、相手の出方も変わってきます。「女だからって軽視して!」と怒る人も多々いますが、人の印象や固定概念なんて早々変わらないんだから、利用したほうがいいんです。

 

そして先日の3回目、家の前で割と派手に義母とお隣さんがやりあったので、夫と私、義妹もおりていき、向かいのご近所さんも出てきて、私が例の「相手の言うことを封じてこちらの主張を繰り広げる」をやったところで、お隣さんが110番。3度目ということで、お巡りさんが一人でやってきました。

 

お巡りさんに対し、ご近所さんがキレる。

お巡りさんいつでも来いや、くらいの体で我が家全員と出てきたご近所のおばあさんとで話していたらお巡りさん到着。このお巡りさん、悪い人じゃなかったんだけど、対応の仕方が下手でねえ、ご近所のおばあさん怒らせちゃったんですよ。「貴方は関係ないでしょ、黙ってて」みたいな。お巡りさんの言いたいことはわかるけど、言い方ってもんがあるでしょ、って話で。「じゃあ、私が110番すれば私も当事者になるんですね!」と言って家に帰っていきましたが、このおばあさんが結構やり手で。

 

お巡りさんも、隣のお婆さんの話を適当になだめて帰らせ、今度は我が家が思いの丈を口々に言わせてもらい、私の動画も見せ、適切な相談先を教えてもらいました。(言い方はやっぱり悪くてちょっとむっとしたが。)警察なら生活安全課だと。

 

そうやって話していたら、お巡りさんの無線に連絡が。先のご近所のおばあさんが110番したらしいんだけど、そのおばあさん、元幼稚園の園長やってたやり手で、まあ、どう言ったのかわからないんだけど、そのお巡りさんが「年よりの痴話げんか」で終わらせられなくなってしまったようで。

 

とりあえず帰って報告せねばならなくなったお巡りさんに、私たちもお礼を言い、この時は解散しました。

 

長くなりそうなので、一旦切ります。

 

 

早期英語教育にお金をかけた親と私の話

Twitterで流れてきていたのですが、英語教育、幼児教育、お受験にお金をかけるなんてもったいない云々、というツイートが盛り上がっていたそうで。探しても見つからないんですが、まあ何にお金をかけるかというのは、子育てに限らず人それぞれの価値観なので、それぞれが有意義だと思うことにお金をかければいいと思うんですが。

実際英語教育にお金をかけた、私の両親と、私と弟の話をしたいと思います。

今から約40年前、ブリタニカの英語教材を購入した父

約40年前、私が生まれた時、父は「これからの時代は英語が必要だ」と言って、ブリタニカの英語教材をセットで購入したそうです。詳しい価格はよくわからないんですが、ちょっとネットで調べたら、当時の価格で約70万、現在の価格では100万以上、と出てきてええええ!となってしまったんですけども。以来怖くて両親に聞けないのだけど、多分二人とも忘れてると思う。。。DWEですら今でもなかなか勇気がいる価格なのに、思い切ったなあ、と思います。でも両親はなかなか子供ができなくて、ようやく生まれた子供だったので、奮発したのかもしれません。

ま、訪問販売に弱いタイプなので、うまいこと乗せられて買っちゃった可能性も大ですが・・・。(その後も割とその手の買い物してたので)

0歳~中学生?向けまでの教材がそろっていたブリタニカ

現在はブリタニカの英語教材は販売されていません。この時の人気のあった教材2種類と、幼稚園・保育園向けのカリキュラム?を提供しているくらいです。なので、どのような教材だったかを少し説明すると、0歳~中学生くらいまでかな、使える教材がセットになっています。媒体はカセットテープと絵本です。高学年向けのシリーズも本は絵が中心で、文章も載っていますが、どちらかというと絵+音声をメインに、という感じだった気がします。

年齢やレベルに応じたシリーズに分かれていて、1シリーズカセットテープ30本とか言う長いものもありました。基本的には絵本を見ながらカセットテープを流して、合図があるので自分で本をめくっていく、という感じで、記憶の限り幼稚園の頃には一人でやっていたような気がします。日本の昔話を英語でやるシリーズとか、アメコミ調の絵で進む冒険物語とか、オリジナルストーリーも話の内容が面白く、当時私が好きだった2作品が再販されています。そのうち買おう。

モクモク村のけんちゃん(幼児向け)

マコとガコの冒険(小学生以上向け)

幼児期から「毎日英語をやること」が必須に。歯磨きのようなもの。

これだけの高額教材を買ったのだから、しっかりやらせなきゃ!と親が思うのも無理はありません。幼児期から「毎日英語をやること」が我が家の必須事項でした。子供の頃は「宿題したか?」と言われたことはないですが、「英語やったか?」とはしょっちゅう聞かれていて、やってなかったら怒られてました。だから、私にとっては英語をやることは歯磨きみたいなものでした。めんどくさいなあ、って思うけどやらなきゃいけないこと、やらないと怒られること、という認識。

今は英語に限らず勉強も、割と親が横についてやらせている家庭が多いかと思いますが、当時の親は結構ほったらかしで、幼児期でもセットだけして「じゃあこれやってなさい」と言われて親は家事しに行っちゃうとか、ありました。なので小学生の頃にはどのシリーズをやるかも自分で決めて、弟と一緒に時間を決めてやってました。親は「やったか?」の確認だけです。

今思うと真面目か!って感じですよねえ。まあ、父親が怖かったのもありますが、当時は今ほど子供の娯楽がなく。あたりまえだけどネットも動画もない、ビデオデッキもあったところで親が使う用、という状況で、朝のポンキッキと夕方のおかあさんといっしょをリアルタイムで見るくらいしか、テレビ見なかったんですよね。あ、あと日曜の朝と土曜の夕方の戦隊ものくらいか。おもちゃも高くてそんなに買ってもらえなかったし、ゲームもなかったし、こどもちゃれんじはじめ、今ある幼児教材もなかったし、やることないから英語をやるのは割と苦ではなかったんですよね。

最終的に1シリーズ以外は全部やりました。中1くらいまでやってたかな。最後の「けんちゃん世界を回る」という膨大なシリーズだけ、難しいし世界の文化を紹介するだけなので中学生には面白くないしで断念。まあ、「やった」という意味では元が取れたと思います。

英語の道に進んだ私、途中で嫌になってしまった弟

結局その後、私は高校は英語科、大学は法学部でその後ITに就職、現在は外資系で英語を活かして仕事をしている、という英語を使った道に進んでいます。しかし、一緒にやっていた弟は小学校高学年くらいで嫌になって辞めてしまいました。(私が辞めたときに辞めてしまった)その後特に英語に力を入れることなく、普通に大学に行って今は地元で英語とは無関係の仕事をしています。英語力も普通の人と変わりません。

さて、どこで差がついてしまったのだろう、と今考えてみると、ひとつは私と同じ教材をやるのが弟には難しかったのではないか、というのがあります。3歳違いでした。順番にやっていけば問題ないのではないか、と思うのですが、今子供たちにやらせていて、たぶん社会性の問題で難しかったのではないか、また理解するスピードが私に比べて当然遅いので、そこがネックになっていたのではないか、と思います。

親がある程度ついていればもう少し違ったのかもしれませんが、私も子供だったのでそのあたりに気づけず、弟はちょっと可哀想だったかな、と思います。

大人になって、やってる人とやってない人で差があったかというとそうでもない。

私と弟では差がつきましたが、じゃあ、英語の得意な友人たちと比較して、おうち英語をやったかどうかで差があったかというと、まあそうでもない、ってところです。英語は継続することで力がつくので、英語をやっていなかった大学~就職の10年くらいで、私の英語力は一気に落ちました。その間に英語をしっかり勉強していた友人はペラペラになっていたし。その後私も英語力を鍛えて外資に転職しましたが、なかなか海外の人とのミーティングは大変です。結局留学は高校時代の2週間のホームステイだけでした。旅行はちょいちょいしていますが。まあ、それでもまだ今の時代だと、留学してないのに英語ができるなんて!と褒めてくれる人が多いのが得かな。

じゃあ、結局おうち英語は意味なかったのか、というと、早くから英語に親しんで日本とは違う文化、違う言語が存在する、というのを感じられたのが良かったと思います。あとは発音とかは早くからやっておいてよかったかな、と思います。親としては元が取れたと思っているのかどうかはわかりませんが、まあ、今ITと英語を活かして仕事をする、という選択を自然に取れたのは親が英語を小さいころからやらせてくれたおかげだと思っています。

継続すること、アウトプットすることが大事

おうち英語をやってきた体感として感じるのはこれです。まず継続すること、これが大事です。バイリンガル目指して1日何時間もをずっとやれるならそれに越したことはありませんが、幼児期だけ1日何時間もさせても、小学生でやらなくなったらすぐ英語力落ちちゃうと思います。「少し話せる」程度を目指して、毎日ちょっとずつを小学生、中学生、高校生・・・ずっと継続するほうが効果的かなと思います。「がっつり話せる」レベルにしたくなったら、その時本腰を入れて勉強すればいいと思うので。ただ継続してないといざ「やろう」という時のハードルもたかくなるのではないかな、と。私が子供たちに英語をさせているスタンスとしてはこれです。「少し話せる」程度をずっと維持させたい。ま、途中でがっつりやりたいというなら止めませんが。

あと、アウトプットも大事です。これは今はオンライン英会話などが充実しているので、問題ないと思いますが。私の頃はおうち英語だけでアウトプットする機会がまったくなく。2年ほど公民館の英語教室に通っていましたが、レベルが物足りなくてすぐやめてしまいました。思えばあれを続けておけばよかったなと。アウトプットする機会がなかったので、英語の理解の割に「会話する」ということが慣れてなくて、いざ「話す」となるとなかなか大変でした。英語での会話も結局「慣れ」なので、アウトプットする機会は絶対に必要かと思います。言うまでもないですよね。

 

ということで、私自身は40年前の100万ほどの成果は出せてるんじゃないかな、と思いますがどうでしょうね。ブリタニカ、子供にもさせたいとずっと思っていたのに、私に子供が生まれるのが遅かったこともあり、親が処分してしまっていました。。そんな高額教材処分するなんて信じられんー!と言ったら「今はもっといいやつがあるでしょ」と言われました(苦笑)。ごもっともです。。

意外におうち英語で育った親世代の体験談をあまり見ないんですが、そんなにいないのかな。DWEも40年の歴史らしいので、いそうなんだけどな。。私が探せてないだけかしら・・・。