Chronicle of sky

ミドフォーママ黒猫がASD夫とASD息子、てんかん、協調運動障害、斜視などなど発達と治療に右往左往するブログ。

娘の小受とその後

24組さんの本当に大変そう呟きが増えてきました。大変だよね。。。早い学校はもう来月から試験が始まります。親的にはもう目の前に差し迫って来ている感じなのに子の出来は、、、って気になるのわかる。。仕上がるんか本当に?みたいな。

 

今見えるのは試験だけれども、その後の二人の様子も含めて、我が家の小受のお話を少し。まずは娘編。

 

前提

・中受回避の小中高一貫校

・負け戦はしない。必ず志望校に入れる

(=合格圏内を確実に狙う)

 

高月齢しっかり者の娘の場合

 

21組だった娘はコロナ2年目の年に受験、現在3年生です。当時は在宅勤務できる職種はまだまだ在宅勤務メイン、それどころか説明会もオンライン中心で、場合によっては本番まで学校を訪れる機会が持てないケースすら想定されていました。

 

一方で通っていた個人のお教室ではワーママはまだまだ少数派。コロナ以前からいないわけではなかったけど、コロナで増えたわけでもなさそうでした。

 

新年長上がってすぐ、私が働いていることをお教室の先生に心配されたので「在宅勤務等融通がきくので夏期講習とか送迎は大丈夫です!」と言い切った私に先生は「送迎だけの話じゃないのよ、夏にいかに家でも取り組めるかで差が出るから」と。これは本当にそうで、特に女子校志望の巧緻性は夏休みにひたすら頑張りました。

 

幸い娘はペーパーできるタイプで、お教室でも上位にいたので、割と自宅では少なめだったかもです。合格後、お教室の先生と話していたら少なすぎ!とびっくりされました。。

 

そんな娘の受験戦略。

 

①埼玉校1校

②倍率高めのチャレンジ校

③熱望校

 

というラインナップで、スケジュールもこの順でした。ちなみに息子の学校は含まれていません。当時から息子には今の学校を考えていたので、先生のアドバイスもあり、あえて娘は受験しなかったんです。

 

3校少なすぎ、なんですがこれはお教室の先生の話も含めて手応え的に熱望校にはほぼほぼ行けるんじゃないか、埼玉校も良い学校だから行かせてもいいと思ってる、というのがありました。お教室の先生にはもっと受けてと言われるかと思ったんですが、合格実績を稼ぐ方針でもないらしく、先生も埼玉の合格を頂いた時点で、埼玉に行かせる気があるならこれでいいんじゃない?という感じでした。

 

②の学校は熱望校と併願する方も多く、素敵な学校なのでスケジュール的に受けてみようかと入れましたが、割と親子で違和感を感じることが多く案の定ご縁はいただけませんでした。。。実のところお教室の先生も合わないと思ってたっぽいけれど、他の2校が手堅いからと指摘はしなかったらしいですどうも。。

 

でね、この②校、本当に受けなければ良かったと思いました。不合格はつきものだけど本命前の不合格本当にメンタルやられる。親の。ただただ熱望校の受験前に不安になるだけなので、埼玉の勢いで駆け抜ければ良かった。時間があくから練習というなら、手堅い学校にすべきだったと。

 

ちなみに。受験期直前はこんな感じでした。

・過去問、熱望校10日前から1年分ずつやって、形式に慣れさせた

・コロナ2年目ではあったができるだけ通常通りの方が合う子だったので幼稚園は休ませず

・夏も受験直前もお教室の講習以外、プライベートなどは取らず。

 

結果、熱望校に無事ご縁いただき進学しました。

 

そんな娘の現在。小学3年生。

・とにかく学校が楽しそう

・幼稚園の頃より圧倒的にいろんなお友達の名前を聞く

・塾なしながら成績は上々、ただし上には上がいる

・宿題や日々の準備は2年から完全にお任せ。(2年生でこれは凄いとお褒めいただいた)

・小中高一貫の強みを活かして、習い事は勉強以外中心

 

入学後のお話です。実のところあれだけ難しい試験を超えて入学してきた子供達なのに、1年の秋くらいから徐々に差がついてきます😥宿題の量も我が家は「3年生から本気出してきた感」と思っていましたが、低学年の時から終わらないと嘆いていた親御さんもいらっしゃいました。

 

少人数ながら熱望校に毎年お教室の人数の半数くらいの合格者を出すところでしたが、やはりそこで上位にいると入学してからもそこそこできるのだな、と感じています。ただし上には上がいますよ〜😆

 

娘の学校の場合、特に附属園からの内進組が優秀なんですよね。。娘の代に神みたいな子がいたんですよ、常に1位。優秀女子はどこに行くのか!?と思ってたら、まさかの附属園からの内進、しかもお姉様が在学中、というつよつよカードを持った神でした✨というかお母様が!それだけのカードを持っているのに、そこまでさせていた衝撃。。上には上がいます本当に。

 

また、ワーママが忌避されることはありませんが、入ってからも大変です。学校行かせて学童行かせていれば問題なし、というわけでもないです。低学年のうちはちゃんと手をかけねば置いていかれてしまいます。場合によっては、ご指摘もいただいたり。。

 

そして3年生になった今、ちらほらサピ通いを始めるお子さんたちも出てくるようになりました。学校の宿題も増え、だんだんと内容も難しくなり、帰宅も遅くなってくるので、高学年で塾通いしている子たちはかなり大変そうです。

 

我が家は内部進学で高校まで行くつもりなので、成績に問題が出てきたら塾に行かせようかなと思っています。と言いながらこの夏は、息子の付き添いで近所の個別指導塾に入れましたが、割と楽しそうです。レギュラーでは行かせる気ないし、本人も夏休みだからいいけどー、みたいな感じなので、長期休暇ごとに行くでいいかなーと。

 

ポテンシャルはあるんだけど、ガツガツ戦闘民族、というタイプじゃないので、まあのんびりさせながら、よくわからないダンスを踊りながら過ごしてくれればと思います🤣先生には児童会とか委員会とかのリーダー的役割もいけるのでは、と言っていただいているので、そっちを目指してほしいなあとかも思ったり。

 

ということで娘編でした。次回は本当に大変だった息子編です😭

青春18切符旅行 越後湯沢編


先週末、「ママの休日」と題しまして、一人で青春18きっぷの旅をしてきました。実は乗り鉄なのだ。乗り鉄というか、乗り物に乗るのが割と好きなんだな。

 

と言うことで備忘録。この日のテーマは「越後湯沢におにぎりを食べに行く」です。

 

数年前にガーラにスキーに行ったときに食べた、おにぎりやさんのおにぎりがもうとてもおいしくて。あれが忘れられず、越後湯沢におにぎりです!しかし越後湯沢は結構遠いほうで、ほぼ電車に乗っていた一日でした。

 

行程①

8:45 池袋発

9:10 大宮着 飲み物とおやつ購入

9:20 大宮発

10:47 高崎着

 

高崎から水上行の電車が10:24の次は12:02と言う事実にがっくしきてしまったのですが(わずかに出遅れたー)、仕方ないので高崎で早めのランチを食べることに。調べたら高崎で有名なパスタが駅ビルにあるらしく。まずはそこを目指します。

 

ところで高崎駅はこの夏「ぐんまちゃん駅」になっているそうで、車内アナウンスでやたら駅員さんが「ぐんまちゃん駅、終点です」とか言っていて面白かった。

 

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お昼ご飯は「はらっぱ」というパスタ屋さんです。

 

はらっぱ

パスタの街「高崎」のパスタ専門店 | スパゲティー専科はらっぱ

 

オープン11時の5分前くらいに着いたら、既に20人以上並んでいました。時間もあるし、並びます。最初の入店組からわずかに漏れ、11時25分くらいに入店しました。注文は並んでいるときに済ませているので、すぐに出てきました。

 

一番人気の「赤唐辛子とにんにくのトマトソース」。ラーメンのように見えますがパスタです。ランチセットで300円で飲み物とサラダとパンをつけられるんですが、越後湯沢でおにぎりを食べるため、ここでは軽めにパスタ単品で頼んだんだけど、スープが最後余るのでパンにつけて食べるのがいいのか!と気づきました。パンは必須。

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意外に時間がなくて、お店を出たら飲み物買うくらいしかできませんでした。

 

行程②

12:02 高崎発

13:09 水上着

 

水上までの電車はのどかな車窓で緑がまぶしかったです。空いてました。


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水上駅では少しだけ時間があったので、SLを見に。SLの時間には絶妙に合わなかったのだけど、この日運行していたSLが水上駅に待機してました。


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行程③

13:32 水上発

14:02 越後湯沢着

 

越後湯沢行き、2両しかないので結構混んでました。それにしても青春18きっぷ旅っぽい人が多かったのだけど、こういうの、圧倒的に男性ばかりなんだな。高崎駅でおばあちゃんグループを1組だけ見たけど。おばさん一人は結構珍しかった。

 

19時頃に自宅に着くために、越後湯沢には1時間ほどしか滞在できません。とりあえず最近の不調を解消すべく、一番近い神社にお参りすることに。坂がつらかった。

 

愛宕稲荷大明神。小さな神社です。「お稲荷さん」か・・・どきどきしながらお参りしました。


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越後湯沢駅に戻り、構内のおみやげ物屋さんやレストランを見ながらぐるっと一周。有名なばくだんおにぎりと、もう1軒おにぎり販売している店がありましたが、西口出てすぐのこちらが具が豊富だったのでこちらで購入。


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メニューが豊富。


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駅に戻り屋台っぽいところでビールとホタテ串も買って、越後湯沢を堪能。おにぎりおいしすぎて、帰りの電車で食べようと思っていた分まで食べてしまった。炭水化物バンザイ。


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あっという間に一時間です。

 

行程④

15:07 越後湯沢発

15:48 水上着

15:54 水上発

16:57 高崎着

17:12 高崎発

 

帰りの水上駅までは割と電車空いてました。水上駅ではすぐに乗換、水上→高崎間は結構混んでいました。

 

高崎駅からも結構混んでいたんですけど、私はここからはプライベートのパソコン仕事をしたかったので、グリーン車に乗ることに。青春18きっぷでもグリーン券を購入すれば乗れます。ビールも飲みたかったし、ビールも買って高崎から池袋まで。高崎→池袋って意外に時間かかるのね・・・。

 

ということで、19時半ごろには自宅に到着。

 

いやー、楽しかった!やっぱりずーっと人のペースで行動しなきゃいけなくて、仕事行かなきゃ、勉強みなきゃ、ご飯作らなきゃ、明日の勉強の用意をしなきゃ、と言う常に何かに追われているのが結構ストレスになっていたみたい。誰のことも気にせずできるのいい!青春18きっぷ、5回分あるので、この夏はまだまだ行くぞーーーー!

 

自主性と親のサポートの匙加減

自主性と親のサポートの匙加減が難しい。


ちょっと呟きましたが、娘の読書の話もそうですが。

子供の自主性に任せてのびのびさせることと、どこまで親がサポートすべきかの匙加減が難しいなあと思う今日この頃。

特に3年生という、それなりに自我と趣味嗜好が育ってきて、自立もしてほしい年齢になってくると、親がサポートしたほうがいいのかどうかが本当にわからない。1年生の息子ならがっつりサポートすればいいと思うのだけれども。

このあたりも、多分子供の性格や個性によるものだというのは十分わかっている。ただ私自身が小学校時代勉強面は割とほっとかれた記憶があって、まあ、当時の親はどこもそんなもんだったと思うからいいのだけども、ただもしあの時親がちゃんとサポートしてくれていれば、公文も3学年くらい先まで行けたのにな、ってちょっと思ったりする。でも、のびのびのんびりしてたからこそ、いろんな事が出来たのも事実だし。

のんびりしてたから、一輪車もローラースケートも竹馬も編み物もそういうの一通りやったし。でもあれって、動画もないしテレビは子供向け番組やっている時間は限られているし、おもちゃも高いからそんなに買ってもらえないし、ゲームもあったけど然り、という時代。だから娯楽の多い今の子供たちに、あの当時のように新しいものを開拓せよ、と言ったところで無理なんじゃないかと思ったりもする。

 

だから、何かをさせたいならある程度親の誘導は必要なんじゃないかとか。

娯楽が多いからこそ子供の自主性に任せたらいいんじゃないかとか。

でも子供の自主性に任せてたら勉強しないし、ただ時間を無得に使っていくだけだよね?とか。


ほんっとに悩ましい。。。特にその辺の知育垢さんから比べると勉強も「ゆるっと」なので、はっきり言って娘はやるべき宿題やらチャレンジやらピアノやらを小一時間くらいでタ~っと終わらせてあとテレビ見て漫画読んでるんですよ。数時間。本も読むけど同じ本ばかり。漫画もそんなに買ってあげてないので同じのばかり。テレビもそう、ビデオで何回も。

もう、なんかね。でも、これで勉強の負荷上げるのも違うくない?とちょっと思っちゃったりするわけです。まあでも個別指導塾楽しそうではあったから、塾とか合うのかな。。

近所のお友達と公園で遊ぶ、みたいなのがないから仕方ないんだよなあ。いや、近所のお友達はいるのだけど、やっぱり習い事とかで忙しいし。うちの近所の児童館は小学生はお呼びでないようで「静かに遊んでください」みたいな感じだし。

そんなこんなで夏休みですよ!これこそ本当にどうしようか悩ましい!とりあえず、おばあちゃんは家にいるので、家で一人で過ごす練習でもしてほしいところ。前日に翌日の時間割を決めて、それに沿って過ごしてほしいなと。

最近娘はダンスが好きらしくて。好き勝手に踊っていたのが振付のバリエーションの限界にきたようで、でもそうは言っても習いに行きたいわけじゃないんだろうなと思いとりあえずYoutubeのレッスン動画を教えてあげたら、大人初心者向けのを何曲か踊れるようになって。「硝子の少年」ずっと踊ってる(苦笑)。冷静に考えたらジャニーズの振り付けって、ジュニアでも踊れる内容だから「ちょっと頑張ればできる」レベルで小中学生にちょうどいいのかもしれない。ダンスくらいなら家でYoutube見てやるでお手軽だし、本人の興味の試金石としてはいいかもしれない。

はああ、悩ましいねえ。。

小1ASDっ子の動画・ゲームの付き合い方

息子が私の逆鱗に触れて約2週間のテレビ、動画、マイクラ禁止令となりましたが、それもあと数日で終了。先日傘を破壊して帰って来たのでペナルティとして1日伸ばしましたが(苦笑)。

 

何かやった時のペナルティとして、動画ゲーム禁止は息子には良いかもしれない。淡々と「はい3日禁止ね」くらいの体でやるほうが、ぐちぐち言ってしまうよりいいかも。多分繰り返すけど、3日くらいのペナルティを淡々と与えて、多少は気を付けられるようにとか。

 

さて、ペナルティはペナルティですが、では通常時のルールをどうしようかと検討しまして。

 

今まではiPadでスクリーンタイムを設定している制限時間+テレビで地上波ならOK、というようにしていました。iPadのスクリーンタイムは

・マイクラ1日30分

Youtube Kids 20分

・BabyBus 20分

・スマイルゼミのご褒美ゲーム最大60分

 

イクラ以外は宿題などのやることが終わっていれば、適宜延長したりしていました。でもだんだんと「マイクラしたい!」熱が強くなって、朝15分しちゃうと帰ってから15分しかできず、すぐに終わってしまって「まだしたいのにー!!!」の癇癪のトリガーになって本当にめんどくさかった。マイクラの癇癪がないだけで、この2週間ほどは随分平和だったと思う。

 

いやでも確かにゲームが15分で終了ってなんにもできないのはわかる。マイクラなんて集中してやりこみたいよねそりゃ。しかし学童行ったり宿題したりで平日にマイクラ時間そんなに取れない。

 

一方でYoutubeでは基本マイクラ動画かプラレール動画。知らなかったんだけどMaizenチャンネルって英語や中国語、日本語でちゃんと吹き替えされてるんだね。日本語でずっと見てたけど同じ動画を英語で再生もできて。英語ならいいよいいよ、いっぱい見な、までは言わないけど多少は緩く。Youtubeは15分一本くらいだからキリもいいし、心配なのは言葉遣いなので、言葉遣いは安心のプラレール動画、英語のマイクラならまあいいかな。

 

ちなみにレゴシティも英語でよいのだけど、内容が看守ぶちのめして脱獄とか、銀行員殴って強盗とかでよろしくなさ過ぎて見せられない。。。

 

以上を踏まえて今後のルール

 

Baby Busとかはやることやっていればスクリーンタイム内なら許可かな。

 

正直ゲームについては完全に禁止にしてもいいと思っている。ASD特性の息子にはゲームは毒でしかない気もしているし何より依存しやすい。ただまあ、息子の創造性が伸びているのも感じるので、一旦週末だけ設定することに。のめりこみそうになったらまた禁止かな。

 

あと、スマイルゼミもお休みしてましたが、そちらは退会することに。紙ベースの教材と、学校のプリントの復習をするほうが効果的なのと、やっぱり毎月のノルマに四苦八苦するのがしんどいので。息子に合った教材を選んでさせていきたいところ。

 

というこで、この運用でしばらくやってみたいと思います。

 

さんすうの見えないルール

耳からの指示が通りにくい、気づきは気づきとして。もう一つお勉強面での課題。

最近ポケモンドリルやってるんです。ひらがなカタカナも一周やったけど、今は「すう、ずけい、たんい」をやっています。
で、こういう20以上の数のところをやっていて。


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10の棒が3本だから、10の位のところに3、残りの四角が6個だから1の位のところに6。これをなかなか理解してくれなくて困った。


で、わからなければ数えろ!がモットーの現在、10の棒も小さい四角を数えようとするのです。で、気づいた。よく考えたら我々暗黙の了解で難しいことやってるよね、と。

10あったら、10の棒を1個、2個、と数えるのに、余ってるやつは小さい四角を1個、2個と数えなきゃいけない。この絵面の中で数え方が違う!そりゃ何もかも説明が必要なASD混乱するわ!


しかしながら、こちらの問題で「10個入ってる『箱』の数を数えろ、それを左側に書く!」と言ったらちゃんと箱数えられた。


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そりゃそうだよなあ。そもそも「10の棒」って言い方も正しいかどうかわからないし、息子からしたら「10の棒ってなんやねん」だろうしな。。。確かに言い方悪かったけど、逆になんて言えばよかったのか・・・。


というか、そもそもこういう説明的な表現、逆にASDには混乱のもとになるんじゃないかと思ったり。きちんと理解させるにはもちろんこういう説明をちゃんとしたほうがいいのだろうけど、まあ別に36がわかれば、この問題が解けなくてもよいわけで。与える問題や問題集も向き不向き考えて渡さないといけないな・・・。

 

それにしても。息子はASD味多分にあるなと思うんだけど、その理由が、なんかこう「独自ルール」の中で生きている感じがしていて。「類推」がとにかく苦手なので、私たちが気づかずに補完している情報も、息子は明確に「ルール」として教えてもらわないとわからないみたいなんだよね。その辺りが、「10の棒」だったりする難しさ。

 

小受の時にあった問題で、息子がまったくできなかったのが、

・ふたの開いた筆箱に鉛筆が2本入った絵

・その下にふたの閉まった筆箱が3個

・3個の筆箱に入っている鉛筆の数だけ〇を書く

 

これが全然できなかったんですよ。でも

 

・5人が1列になって自転車に乗っている

・2番目以降の人のタイヤが生垣で隠れている。

・タイヤの数だけ〇を書きなさい。

 

この問題はできるのですよ。何が違うか。

 

おそらく自転車は「タイヤが2個」という決まったルールがあるからタイヤの数を答えられる。でもふたの閉まった筆箱には鉛筆が何本入っているかわからないじゃないか、という理屈なのではないかと。そこは「ふたの開いた筆箱と同じ」という推測を我々は「当たり前に」するわけなのだけど、それが推測できないようで。

 

こういう「類推できない」というのが、私の想像を超えて学習の障害になってるっぽいんだよなあ。は~、相変わらず手探りだ~。