Chronicle of sky

ミドフォーママ黒猫がASD夫とASD息子、てんかん、協調運動障害、斜視などなど発達と治療に右往左往するブログ。

乳幼児の英語教室~意味はあるのか?効果はあるのか?

こどもちゃれんじばかりの記事を書いていましたが、幼児教育全般について書く予定でしたので、ここらで少し別の話でも。

ちーちゃんは1歳から通える英語教室に通っています。母である私自身が子供のころから英語教材をずっとやっていて、今も英語を得意としていることもあり、英語の苦手な夫が同じようにやらせたい!と熱望したのがきっかけで行くことになりました。多くの英語教室が3歳くらいからなのですが、夫が1歳から通える教室を探し出し、内容的にも非常に良かったのでそこに通っています。

乳幼児期の英語教室に効果はあるのか

行かせてみて、また、ほかの習い事をしている子の話を聞いたりしても思ったのですが、未就園児(保育園なら2歳児クラスまで)は意味とか効果とか期待せず、「情操教育」と割り切ることが大事じゃないかと思います。「せっかくお金を払ってるんだから何か結果が欲しい」みたいな人はやめておいた方が良いと思います。

というのも、英語教室においても実際にレッスンらしいことが始まるのは年少児(3歳児クラス)からで、それまでは「英語に親しむ」というのが基本スタンス。挨拶や歌、フルーツや色、いくつかの単語を言えるようになったりしますが、どれくらいできるようになるかは子供の性格や興味にも大きく左右されるので、必ずしもできるようになるとは限らないし、英語を言えたりはしないけど実は理解はしている、と言うタイプも結構いたりして、「目に見える効果」がわかりにくい子も多いように思います。

ちーちゃんも、ものすごく恥ずかしがりでシャイなタイプだったので、なかなかレッスン中に声を出すことができず、私も最初のころは「行く意味あるかなあ」なんて考えていたのですが、だんだんと慣れてできるようになってきたことが増えてきて、今は行かせて良かったかなあ、と思っています。

積極的な子は伸びやすい。

これです。何事にも積極的な子は、習い事においても伸びやすいと感じます。例えば「先生の真似をして言う」と言うこと一つとっても、ちーちゃんのように恥ずかしくて言えない子と、大きな声で言える子とでは、伸び方が全然違います。後者のような積極的な子は後から入塾してきてもすぐいろいろできるようになります。

ちーちゃんのクラスにも積極的、というかむしろお調子者(笑)なタイプの子がいます。幼稚園とかでもね、「お名前呼ばれたらお返事しましょう」って言われて、誰の名前呼んでも「はい!はい!はい!はい!」って言っちゃう子いるじゃないですか。ああいうタイプの子がいるんですが、やっぱり先生が「What is it?」とか聞いたときに、その子が「I know! I know!」って大きな声で手上げますもんね(笑)。で、しっかり答えられる。先生も彼ばかりにならないように、「ちょっと待ってね、XXちゃんどう?」みたいにみんなに聞いてくれるんですが、彼のやる気をそがない程度に彼が答える回数がみなより多い感じです。そのあたり、今の先生は絶妙です。

親の方針で通う子が多いので、やっぱり集中できない子も

逆にいつも気分が乗るのに時間がかかって、ずっとぐだぐだやっちゃう子もいます。英語教室とか、親の方針で通う子が多いので、やっぱりそういうタイプはいます。ただ、そういう子に限らずまだまだ未就学児は集中できないことも多いので、そこは先生も手慣れたもので、「起きてー!みんなで起こしてあげてー!」なんて言って、気分を戻してあげたり。ただ、その子に引っ張られて、みんなグダグダしちゃう回とかもあるようで、もうそこは仕方ないかな、と思います。

英語について言えば週1回では不十分。教材と併用がいい。

うちの教室は、年少・3歳児クラスからは割とガチでカリキュラムが組まれている教室なので、通っている子の親御さんも熱心な人が多く、英語教室以外にも、家で何らかの英語教材をさせている人が多いように思います。

我が家はこどもちゃれんじEnglishとWorld Wide Kidsをやっていますが、ディズニーの人もいたり、そういうのじゃなくても今はあちこちに教育コンテンツがあるので、そういうのを使って、できれば毎日英語に触れておくのがいいと思います。実際ちーちゃんもこどもちゃれんじEnglishを始めてから、しまじろう効果もあって英語教室でも劇的に伸びたので、少なくとも週3,4回は英語に触れる、と言うのは大事だったのかな、と思います。週1回では本当にただの情操教育になってしまうかと。

本格的にレッスン可能になるのは最低でも年中(4歳児クラス)くらいでは。

数多の習いごとが年中くらいからスタートしていることも考えると、やっぱりちゃんと「習いごと」として成立するのは年中さん・4歳児さんくらいからじゃないかな、と思います。ヤマハのピアノも幼児科は年中からですし、ほかにも4歳からという習い事は結構あるように思います。

ただ、英語に関して言えば、それまでに慣れておくことは無駄にはならないので、何か英語コンテンツを家でやっておいて、年中からレッスンスタートでも遅くはないかな、と思います。自宅教材だけだと、会話の経験ができなくて「会話をする」というところで躓いてしまうので、英語を重視したいなら何らかの会話の機会を作ってあげることは必要だと思います。私が教材だけで育って、会話に苦労したので余計そう思います。英会話って結局「慣れ」の部分もあるので。

 

英語に限らず、子供にあった習い事を見つけてあげたいですね。