年中の娘、年中向けの「すてっぷ」からこどもちゃれんじを再開しています。
もともとは生き物観察ゴーや、くみくみスロープもどきのおもちゃ目当てで入会したんですが、意外にとても助かっているのが、キッズマナーと社会性のコーナーです。
意外と家では教えられない「キッズマナー」
DVDのキッズマナーのコーナーですが、我が家はとても助かっています。というのも教えるタイミングが難しいしつけなどが入っていて助かっているのです。どういうものかというと、
- 本やハサミの渡し方
- よその家にお邪魔するときのマナー
- 傘を差すときのマナー
- 電車に乗るときのマナー
こういった躾は本来家で教えるべき、というのはよくわかっています。。良くわかっているんですが、生活スタイルによってはなかなか機会がないんですよね。
- 両親共働きなのでお友達の家に遊びに行ったりしない
- 自転車、車移動が基本なので、傘を差すことが滅多にない
- 自転車、車移動が基本なので、電車にほとんど乗らない
こういう我が家では非常に助かっています。特にお友達の家に遊びに行くときのマナーについては、小学校上がる前には何度か実地訓練させて覚えさせねばと思っていただけに、こどもちゃれんじで学べて非常に助かりました。これについては、キッズマナーのコーナーだけではなく、付属の本でもしまじろうたちのエピソードとして出てきて、重点的にされた感じです。置いてあるものに勝手に触らない、冷蔵庫を開けない、トイレに行きたくなったらおうちの人に言う、など。こういうのは経験しないとできないと思うので、小学校上がる前には共働き仲間のおうちを訪問しあって経験させようかな、と思います。
悪気はないけどお友達に悪いことをしてしまったら?ゲームに負けたら?
キッズマナーとは別に、DVDや付属の本でお友達との関わり方、トラブルなどのストーリーがあります。
たとえば悪気なくボールを投げてしまってお友達が作っていた砂のお城を壊してしまった。こういう時、小さい子供って謝らないみたいなんですよね。「悪いことをしたから謝る」のは理解しているけど、悪気はなかったのだから悪いことをしたわけじゃない、みたいな。でも砂のお城壊されたほうといては、そんな態度だと怒ってしまいます。どちらの立場にもなりうるようなエピソードを通して、「悪気がなくても悪いことをしたら謝ると、お友達と仲良くできる」とゆっくりと理解していけるのかなと思います。
あと、ちょうどタイムリーに今月号の「ゲームに負けそうになってゲームをやめちゃう!」なお話。ちょうどボードゲームを最近買って、少しずつゲームやトランプをやり始めて、案の定「もうやだやだ!」となっていたので、ほんとちょうどよかったです(笑)。負けず嫌いなのである程度しょうがないのですが、負けそうだから途中でやめる、というのはナシよ、とは覚えてくれたようです。今日も神経衰弱を私として、試合放棄はしなかったけど、最後負けて怒ってないてましたが(苦笑)。試合放棄しなかっただけよかったです。
キッズマナー、社会性はこどもちゃれんじの良いところだと思う。
こどもちゃれんじBabyやぷちからつづく、社会性についてのDVDや本は、こどもちゃれんじの素晴らしい内容の一つではないかと思います。ここをもっとアピールしたほうがいいんじゃないかなあ、って思うんですけどね。ぷちやぽけっとでは、おもちゃの貸し借り、順番、あいさつなどから始まって、今のすてっぷにつながっている気がします。年少さん向けのほっぷを我が家はやってなかったんですが、ほっぷでも幼稚園に入って集団生活が始まってからのお話などがあるみたいです。
共働き、意識してるのかな??
小学校高学年のお子さんがいる友人が、その子が小さいころこどもちゃれんじをやっていたんですが、年中くらいのときに辞めた、と言っていたんです。理由は保育園児向けのコースがなく、内容に子どもも親も違和感を感じることが多かったとのことでした。たとえば「朝時計を見てお父さんを起こすのがどうしていつもお母さんなの?」というような。内容が専業主婦前提で、違和感が大きかったと友人は言ってましたが・・・まあ、そういう役割分担なんだよ、でいいと思うんですがね。気になる人は気になっていたのかも。
ところが現在、キッズマナーでよそのおうちの行くときのマナー、なんてものをやるあたり、共働きを意識しているのかな?と思うし、別のコーナーでも「遊園地に行こうって言ってたのにお母さんに仕事ができていけなくなった」なんてお話も出てきました。(在宅ワークでしたが、、)年々共働き家庭が増えているのでは、というのは感じていましたし、幼保無償化でまた保育園に入りにくくなった感じがしているので、働こうという人が増えたのかな?そういった世の中の事情に合わせて、内容も少しずつ変わっているのかもしれません。
こどもちゃれんじ、再開してよかったな、と思いました。