Chronicle of sky

ミドフォーママ黒猫がASD夫とASD息子、てんかん、協調運動障害、斜視などなど発達と治療に右往左往するブログ。

【小学校受験】幼児教室通い3か月。通い始めて感じたこと。

年中の娘、小学校受験のお教室に通い始めて3か月が経ちました。小学校受験のためのお教室はいろいろありますが、私は今のお教室を全面的に信頼していますし、娘もものすごく楽しく通っています。

授業中に親が参観しないスタイルの教室なので、様子が今ひとつわからなかったんですが、始まって1か月くらいして先生とお話する機会があった時に、私が「意外にすごく楽しく通っていてびっくりしています。」と言ったら「すごく順調にできているし、お勉強好きですよね。」と意外なことを言われてまたまたびっくり。どうも、プリントをするのが達成感あるみたいです。

この3か月、コロナで通常とは異なることが多くあったようですが、お教室に通っていて感じたことを考えたいと思います。

幼児教室に通わずに合格する子・・・それは性格的に素質のある子では。

時々お受験雑誌などで、「幼児教室に半年通っただけで合格した」「通わずに合格した」などという体験談を見かけますが、娘にいくつかの習い事をさせてわかりましたが、そういうお子さんは「性格的に」素質があったんだと思います。性格的に、というのはなんでも物怖じせず、初めての場所でも全く平気で、十分な積極性があり、それでいてお行儀よく振舞える、そう言うタイプは幼児教室に通わなくても合格できたりするのではないかなあ、と思います。

大人はどうしてもペーパーに目が向きがちですが、確かにペーパーは自宅学習で仕上げることができるご家庭って割とあると思うんですけど、やっぱりネックは子供の性格なんじゃないかな、と思います。初めての場所が苦手で不安になって泣いちゃうとか。娘もこのタイプでした。

私もお教室通いは新年長からでいいんじゃない?と思いつつ、娘の性格から考えるとお教室に慣れるまでに半年くらいかかるかもしれない、と思い至り、コロナ明けから入れましたが、娘と正反対の積極性があるお子さんなら、半年前とか、なんなら直前期だけ行くとかでも合格できるんだろうなあ、なんて思いました。もちろん、自宅でしっかり準備することが前提ですが。

人見知り、シャイ、恥ずかしがり屋さんは慣れるまで数か月かかるのを見越す。

上記の通り、娘についてはお教室に慣れるまでに半年かかることを想定して、4月に体験申し込みました。新年長の始まる11月までにはお教室に慣れるだろうという目論見があったんですが、コロナで6月後半から通うことになりました。いろいろ考えていましたが、娘は意外に早く慣れ、一度も泣くことなく楽しく通っています。

娘は初回から何とか泣かずに通えたのですが、娘と同時期の6月からのお子さんがいて、その子は2か月くらい入室時に泣いてましたね・・・。最近ようやく泣かずに入室できるようになってました。うちのお教室は参観型ではないので、初回から入室時に親と離れてバイバイは、こういうタイプの子には不安が大きいですよね。。幼稚園でいくら母子分離できていても、初めての場所だと勝手が違いますし。

慣れるまでに半年は必要なんだな、と改めて感じた次第です。

女児はお教室服も大事。

これです。娘のお教室通いが好きになった理由の一つは、確実にお教室服で行くのが良かったんだと思います。お受験風のワンピースに黒の靴。普段Tシャツにズボンにスニーカーで元気に遊んでいる子からすれば、このお姫様風な感じがものすごくよかったみたいです。しかも本人もお嬢様になりきるので、3割り増しくらいでお行儀が良いです。服のほかに、お教室のカバンなんかも一緒に買って揃えたんですが、お教室の日は「着替えて、カバン持って、靴はいて」というところから、なんだか顔つきが違います。

女の子、こんなにもわかりやすいのか、と驚きました・・・。

年中の今は子ども勉強より、親の勉強の時期かも。

ゆるーい個人教室なので、年中の今は宿題もないし(これを練習しましょう、はありますが。)、正直内容を見ても、年中の今なら自宅でもできることが多いな、という感じがします。子どものやっている内容に関しては。

むしろ!小学校受験初心者の親の勉強になることがとても多く、これについては年中からお教室通わせて良かった、と本当に思います。新年長以降で、子どもの勉強等見ながら、親も小学校受験についてあれこれ勉強して、と考えたら確実に時間がなかったな、と。親の時間が、です。

志望校についてもいろいろ調べられるし、願書についてとか、面接についてとか、まだ1年あるからゆっくり考えられることも多いし、年長さんたちを客観的に見られるので「こうしなきゃいけないんだな、こういうのはだめだな」というのがわかるし、とにかくお教室から親が教えてもらうことが多いので、本当に年中から行かせて良かった。

上の子で一度受験をしたのでよく知っている、というならお教室通いも遅くて問題ないかと思いますが、初めての小学校受験であるならば、早めのお教室通いが良いと思います。特段事情がなければ、新年中からお教室通いしておいたほうがよいかな、と今は感じています。多くの幼児教室で新年中からの通塾を勧めていますし、新年長に上がるときに席も確保できますし。「小さな子が受験勉強を2年もするなんて」と私も思ってたんですが、1年目は親が勉強、子は習い事感覚でのんびり、なので「受験勉強を2年」という感じではないな、と今は思います。難関目指す大手の教室とかだと違うのかもですが。。

 

娘は月齢が高いほうなので、そこに関しての苦労はなかったですが、早生まれさんだとまた勝手が違ってくるかもです。早生まれさんだと早くお教室通いさせるのがいいか、成長を待って一気に仕上げるのがいいか、確かに悩みます・・・。結局は何事についても、子どものそれぞれの個性を見極めて対応していくのが良いのでしょうね・・・。