Chronicle of sky

ミドフォーママ黒猫がASD夫とASD息子、てんかん、協調運動障害、斜視などなど発達と治療に右往左往するブログ。

働く母のキャリアと子育て戦略を考える

先日こんなことをつぶやきました。

 

本当にこれは正直な感想で。仕事が今忙しくないということもあって、16時くらいにちょっと抜けて下の子のお迎えがてら子供らを公園に連れて行ったりをしていて。公園で遊ぶ子供らを見てると、この時間に公園で遊ぶっていうのが子供らにとってはこんなに楽しいことだったのかと。コロナ前は私も18時とか18時半とかにお迎えで「我が家に生まれた以上これが試練だ、がんばれ!」くらいのことは思っていたんだけど、一度在宅勤務でこういう子育ての仕方を知ってしまうと、子供にとってどっちがいいかは明白だなと思ってしまって。

 

しかしながら、多くの女性が経済的に自立するのは重要だと思うし、キャリアを捨てきれない気持ちもわかる。では一体どうするのがベストだったんだろう?とふと考えてみることに。

 

あくまで私の「独断と偏見」で構成していますので、「それ違うよ」ってところも生暖かく見守っておいてくださいまし。

「子供の祖父母の近くに住む・もしくは同居する」が最強。

まあ、選択肢のひとつとして絶対これが一番、と言えるのは「子供の祖父母の近くに住む、もしくは同居する」こと。多分これに勝るものはない。これ我が家です。親の年齢にもよるけど、保育園幼稚園の送り迎えできる年齢ならなおよし。我が家は義母が足が悪くお迎えまではお願いできなかったのだけど、娘の受験の面接とか、先日の入学式とか「ちょっと下の子見てて」とかできるので、本当に助かってる。

 

とはいえ、普通はみんないろいろ事情があるだろうから、他の手も考えてみる。

 

子供二人、小学校受験はしない前提での教育重視の戦略

少し考えてみた戦略はこちら。子供のできるタイミングとか、子供に持病や障害があったりとか、そういう特殊事情は全部抜いて、とりあえず戦略。

 

その1

就学前2年間に習い事をさせて、小1のサポートもしつつ中学受験も目指す編。要所で時短活用。

  • 第1子が生まれたら翌4月に保育園に入れて復帰
  • 第1子2歳児クラスまではフルタイムで働く。
  • 第1子が年中(4歳児クラス)になる時に合わせて第2子出産
  • 第1子年中の間は育休なので、習い事を試しはじめる。
  • 第1子が年長春に第2子保育園スタート、職場には時短で復帰。
  • 第1子が年長・小1の2年間は時短。その後はフルタイム
  • 第2子が年長になる時、第1子が高学年(4年くらい)そこから2,3年時短

5歳差になるので、年齢差が微妙ですが、年中(4歳児クラス)から習い事をして、小1のサポートをして、なんなら第1子の中受のサポートもして、だと、このタイミングで時短を取るのが良いかなと。第2子の中受のサポートは、第1子が既に高校生なので、第1子にもちょっと戦力になってもらうとか。

 

その2

基本はフルタイム勤務保育園から学童。小1サポートだけこなす編。

  • 第1子が小1に上がるタイミングで育休が取れるように第2子を出産。
  • 第1子小1の間にPTA役員なども済ませる。
  • 第1子の幼稚園児の習い事は土日に入れる。

だいぶ年の差が開いてしまいますが、私の周りでは結構この戦略の人多いです。2人兄弟姉妹でもですが、3人目の育休を1人目の小1のタイミングにぶつけている人も割といます。

 

その3

お金はかかるけど、お金で解決編。兄弟姉妹の年齢差は問わず。

  • 第1子が幼稚園(3歳児クラス)あたりになったら都心に引っ越す
  • 都心に引っ越したら、第1子は習い事多めの保育園に入れる。
  • 小1からは宿題サポート&習い事のある学童に入れる
  • 高学年になったら学童を塾に変更

最初に都心に引っ越すのは、習い事系の保育園や学童が都心を外れるとあまりないから。うち、めっちゃ困ってます(苦笑)。都心でなくても大きなターミナル駅とかにはあるので、保育園と学童の立地を調べて、あと小学校の評判も調べて引っ越すのがいいかもしれません。ただ、習い事多めの学童とかあるところって、中受も盛んだし、塾も周りに多いしで、当然のように中受に流れていく可能性もあるので、そのあたりは覚悟しておいたほうがいいかもですね。

乳児期のほうがフルタイムで働きやすい

結局今になって思うのは、子供が2歳児クラスくらいまでの乳児期のほうが、フルタイムで働きやすいってことです。それより大きくなると、習い事をさせたくなったり、就学前にひらがなや足し算くらいさせたい、となったら自宅なり塾なりでさせなきゃならないし、塾行くとなると送迎しなきゃいけないし。

だから時短を取るなら乳児期じゃない、と今なら思います。

乳児期は乳児期で、病気をしやすいので休みが多くなってしまいがちではありますが、看護休暇や病児シッターを夫婦で駆使していくしかないですね。そこは。

 

小学校受験をするならば

小学校受験については、そもそもお教室通いが大変というのもあり、共働きであってもある程度時間に融通がきくおうちじゃないとなかなか難しいと思います。その上で、私立小を考えるならやっぱりアフタースクール付きの私立が魅力的かと。学校によっては補習までやってくれる学校もありますし、同じ学校の子たちと過ごせるという安心感もあります。

 

 

あれもこれも手に入れるのはなかなか難しいと思います。なので、家庭の状況、自分のキャリアの展望、家族の助けの有無、子供の性格等々、いろいろ考慮してベストを決めるべきだと思いますが、とりあえず、円滑に両立する戦略を考えてみた、というところです。。