息子の斜視専門医に行く前に、区の言語聴覚士さんにも診てもらいました。
発達支援センターとか自費療育とかいくつか行ったけれども、冷静に考えて、言語聴覚士さんとちゃんと話したことなかったな・・・と思い至り。いろいろ調べたら区の言語聴覚士さんに相談できるのがわかって。HP漁って漁って初めて知ったよ!探しづらすぎ!
さて、言語聴覚士さんとの面談では、まずは息子は先日の知能検査のような、絵を見てそれが何かを答える、というのをやりました。クイズの勝負形式にして、息子が全勝!と言う形にして息子の自己肯定感を高めてくれていたようです。多分ある程度知的などうかというのと、語彙力を図っていたのかな?
その後、親のヒアリングも含めて、言語聴覚士さんの見立ては下記。
- てんかんの子は細かい動きが苦手な傾向にある。
- だから手先も不器用だし、言葉も口の細かい動きができないから
- 脳波の波が落ち着いてくれば、改善してくる
- でもこういう子にしては物凄くキレイに発音しているよ
- 4歳半から6歳で話し言葉は完成するので、まだ成長はこれから
- 現段階では滑舌も話すスピードも無理になおす必要はないのでは。
言葉の話ではないですが、てんかんの子が細かい動きが苦手って初めて知ったよ!私も子供の頃てんかんだったけど、どうだったかな・・・?確かに絵や工作は苦手だった。でもピアノは割とできたような?月齢高いせいだったのかな。。
ともかく、ただでさえ「斜視で片目しか使っていない」上に「てんかんの影響で不器用」のコンボじゃ、ハサミとか、むしろ少しでもできていたのが奇跡じゃないのか。いやもう、できないのも納得です。
言葉の話に戻すと、私としては滑舌が悪くて相手に伝わらない、お友達とのコミュニケーションにつまずくのでは、と心配していたのですが、これは「会話の流れを読む」力がついてくれば多少気にならなくなる、それが身に着くのが4歳半から6歳、とのことでした。
例えば、「ホテル」が「オテウ」と聞こえてた時期があったんですが、唐突に「オテウ」と言うから周りは何なのかわからないわけで、「今度の夏休みどこに行きたい?」の答えで「チャギントンのオテウまた行きたい」と言われれば、「ホテル」が「オテウ」と聞こえても「ホテル」かな、と想像がつく、と言う話のようです。
ただまあ、現段階で若干その力が月齢より遅れてるね、とも言われましたが😅
気になっていた療育についても聞いてみました。医者は必要ないと言っているが幼稚園の先生には勧められた、と言う話をしたら、「幼稚園の先生はやはり就学を意識するので、いろんなこと(ひらがなとか工作とかいろいろ)をやらせようとする。親御さんがそれをどこまでがんばらせたいか次第では。(がんばらせたいなら療育に行ってもよし、多少苦手のままでよいなら行かなくても良し)」と言う話でした。
そして口のトレーニングの仕方なども聞いてこの日は終了。2,3か月おきに様子を見ましょう、ということで、秋ごろまたうかがうことに。
順序としては言語聴覚士さん→斜視専門医で行ったのですが、今後の方針がはっきりと見えて本当にすっきりしました。
諸々の不器用さについてはまずは「両目で見る」治療をしないことには改善しないので、まずはこの治療を優先する、言葉についてはまだこれから成長なので様子を見る。うん、少し見通しが立ちました😄
目がなおったら、言葉にも影響しないかなー、と都合のいいことを思いながら、アイパッチがんばらせます。