まだちゃんと実施できていないのですが、子供たちのお金の教育について。
と言っても運用とか、そんなレベルの高い話ではありません。いずれするにせよ、もっと最初の段階です。
まずは現金の扱い方から
まず、夏休みに娘に何度かお使いに行く練習をさせました。小3にもなって「練習?」なのですが、私がここまで「お使い程度」をサボっていたのには訳があります。
そもそもPASMOで買い物させるべきなのか、現金渡すべきなのか。
そういえば一番近いお店はセブンイレブン、自動精算機だよな・・・とか。
なんだかはっきり答えが見つからなくて先延ばしにしてたんですけど、いろいろ考えて、まずは現金の扱い方に慣れてもらうことに。というのも「170円の買い物に220円出す」みたいなことって、ある程度現金の扱いに慣れないとできないと思ったのです。以前オーストラリアに旅行に行ったときに、20セント硬貨中心でこの計算がぱっとできなくて、レジの人に助けてもらったりしたんですよね。
自動精算機のタッチにあわあわしてましたが、それ以外は問題なく。有人レジならスムーズに買い物できてました。まあ、もう小3だからね。
子の性格の違いから考える「お小遣い制」
娘には2年生くらいからお小遣い制にしていたんですが・・・していたんですが、娘も特に自分で使うこともないし、私も渡すの良く忘れるし💦で、なんだか形骸化してしまっており。以前はガチャガチャしたいとか、出かける度に言ってましたけど、最近はあまりそういう場所を通らないし、お菓子とかおやつはたまにお出かけした時に買うくらいだし、全然「ついでに買ってあげる」で問題ない感じで。ガチャガチャも本当にたまになので出してあげちゃうので、結局お小遣いを使わせるシーンがあまりなく、娘も特に必要を感じておらず。。
一方で息子。まだまだお小遣い制は早かろう、という気持ちだったんだけど、とにかく息子はあれほしいこれほしいアイス買って飲み物買って、と出かける度にうるさい!しかも買ってあげてもすぐ満足して「(次は)あれ買って」と平然と次の要求を出してくる。まあ、ASD、本能に忠実なんだろうなあ、とは思うけど。こういうタイプなので、1000円渡せばすぐに1000円使って「あれ買って」とまた言うだろうし、実際そういうことが何度かあった。
お手伝いとお小遣い
息子のようなのはASD由来なのか、男児ってそういうものなのかわからないけど、まあまあ男児でよく聞く。なので勧められたのがいわゆる「お手伝いしたらいくら」というお小遣い制。これもよくあるやつですよね。
ただ。私は日常のお手伝いを「お金稼ぎ」の手段にするのはちょっと嫌なんですよねえ。
私の持論ですが「お手伝い」って「誰かのためにする無償の労働」であり、これを通して「気遣い」や「優しさ」を学ぶことができるのではないかと思っているんですよね。よく「お手伝いはいいから、自分のことを自分でやって」なんて言う人多いし、私もそう思ってたんだけど、でもそれだと自分のことしか考えられなくなっちゃうんじゃないかと。でもたとえば「お風呂の掃除」って、家族みんなが使うお風呂をきれいにする。「家族のために自分が何かをする」=「誰かのために何かする」というマインドにつながるのではないかと。
特に息子のような「他者のことを考えられないASD」には結構必要な経験ではないかと思っており、今はお手伝いしたらしっかり「ありがとう~~!」と褒めています。
お小遣い制結論
というのを踏まえて、娘と息子でお小遣い制の制度を変えることに。
- 娘
- 定期的に現金を持たせてお使いに行かせる、その際に多めにお金を渡し、お釣りは貯めても使ってもよいことに。
- 息子
- 月額お小遣い制。外出時に必ず財布を持たせ、アイスだのガチャガチャだの言う時は自分のお財布から出させる。当然全部使いきったら買えません。
さーて、うまくいくかなあ。来月から運用開始です😊