息子はASDな発達障害と診断していただいて、強調運動障害で運動療育やっていただいていますけれども。まあ私としては、学力面以外はそこまで強いASDではないんじゃない?と思ってはいるものの。
ASDの特性が学力面に出てるよなあ、と思う話。
少し前に、国語の読解のテストが返ってきました。読解のテスト、と言っても要は漢字テストの対極で、教科書のお話のカラーテスト的な感じのものです。息子の学校はいつテストをする、というのを教えていただけます。今回読解のテストは初めてだったので「すらすら読めるようしっかり音読しておきましょう」みたいなことが書いてありました。
なので、律儀に音読させて、さらになんせ初物に弱いASD、「教科書準拠ワーク」というのを購入して、聞かれそうなポイントの問題をあらかじめやっておいたんです。
で、返ってきた答案。
「『あのきらきらひかっているところ』とはなんですか」
(正解:うみ)
息子のこたえ:「みず」
前日に海の挿絵見ながら「これは海のことなんだよ」って言ったやーん!教科書準拠ワークでも同じ問題出てきたやーん!
海の挿絵見て「みずだー!」って思っちゃったんだろうな・・・印象に残っちゃったんだろうな・・・。
いやまあ、「みず」、間違ってないけどね?「きらきらひかってる」のは確かに水だ。間違ってないんだけど、国語の読解の答えとしては「うみ」なんだよと!あー、こういうところの説明が抜けていたかー!
冷静に考えて、ASDっ子に読解力求めるのって、難しいよなと。。「類推」が苦手だとは思っていたけれども。
来週また次の単元の読解テストがあるそう。音読は確かに良いことなのでぼちぼち続けたいけれども、音読したところで読解テストは解けないゾ!ということで、なんというか、教科書準拠ワークをもとに、質問集一覧を作って覚えさせるか。
・「きらきらひかっているところ」はなんですか → うみ
・だれがでてきますか → AとBとC
・AはBに何と言いましたか → ~といった
みたいな。教科書の単元テスト以外ではぜんっぜん応用ききません😭でもとりあえずはやるしかないんだーーーー。
なんかこういうのを見ると、中受垢で特に男児で「国語が苦手」と言っている方多いのだけど、オタク気質な男児は多かれ少なかれASD味あると思うので、似たようなことが国語で起こっているんじゃないかなーと思ったり。読解力がないわけではないんだよな多分。なんというか、表現力?が弱いというかなんというか。完全に国語向きじゃないんだろうな。
まあもちろん、発達していくにしたがって、多少はできるようになるとは思うけど、周りの子にはずっと追い付けないだろうなー。
公文の国語が気になるのだけど、公文の国語とかやったら少しはできるようになるかしら?