Chronicle of sky

ミドフォーママ黒猫がASD夫とASD息子、てんかん、協調運動障害、斜視などなど発達と治療に右往左往するブログ。

栄養療法始めました①

息子について、栄養療法始めました。

 

息子は発達障害の診断こそついていないのですが、結構発達障害に近い特性を多く持っていると常々思っていました。目も合うしコミュニケーションも取れるけど、それ以外のASDの特性ばっちりあるし。そしてなんというか、お勉強をさせている中で、どうもこの子は私とは見えている世界が違う?とっ散らかった世界が見えているのでは?

 

この「息子の世界はとっ散らかっているのでは?」と思ったときにふと思い出したのが以前読んだこの本でした。

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世界がとっ散らかっているのは発達障害の特性っぽい気がするので、ならば発達障害と食事の関係もあるのでは?と思って簡単に出てきたのが、この本。

 

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そして関連書籍を読みまくる。これとか。

 


 

 

参考として鬱と食事についても見てみたり。冷静に考えたら全部おんなじ人の著書だった。

 


 

 

実は夫の家系は鬱家系。過去には自ら命を絶ってしまった方も近しい親戚にいるとか。実際夫も夫の兄弟二人も鬱経験あり。夫兄弟は前々から思ってたけど発達障害っぽく、そういう目で改めて夫を見たら、たまにあり得ないくらい周囲の人のことを考えないので、これまた夫もそういう素質があるっぽい。また夫兄弟の子供も発達障害診断あり。

 

発達障害と鬱の食事について、不足している栄養素が共通していて。鉄分とかビタミンB系とか。そういえば夫は数年前男性なのに鉄分不足を指摘され、しばらく鉄剤を飲んでいたっけ、というのを思い出し。

 

もしかしたら夫の家系は発達障害家系で、鬱はその二次障害として鬱経験者が多いのではないかと。そして、発達障害・鬱で不足していると言われている鉄分やビタミンBなどの栄養素が、もともと少ない体質なのではないかと。だから遺伝するし発達障害家系になっているのではないか?

 

また、素人考えですが、鉄分不足でイライラする、という症状を考えると、思考がとっ散らかっているのも鉄分不足に関係があるのかも?という気もしてきました。

 

ということで、自分的にしっくりきたので、上記の「発達障害がよくなる毎日ごはん」を実践してみようかと思ったのです。これが昨年12月中頃くらい。

 

続きます。

 

 

あけましておめでとうと、息子5歳おめでとう。

もう2月ですけどあけましておめでとうございます。もう2月ですけど、今年はブログをぼちぼちマメに書くことにしました。どーでもいい日々のこととか。

 

あと、書く内容を知育より治療?について、諸々の経過などを中心に書こうかと。斜視のこととか、最近始めた栄養療法とか、ビジョントレーニングとか、気になる人多いでしょうし。オルソケラトロジーはまだ始めてないんですが、これは娘です。春休みからする予定でいろいろ調べてます。

 

ということで。年中息子、1月に5歳になりました。

 

5歳になったからと言って何かが変わるわけでもなく、相変わらず魔のイヤイヤ4歳児を引きずっています。まあでも、娘も5歳の誕生日の頃はこんなもんだった。

 

娘も通った小学校受験のお教室に通っています。できなさ過ぎて笑えます。でも先生は「これは無理」とは言わないので、なんとかなるのかなあ。確かにここからの10か月で子供は大きく成長するので、今判断するのは時期尚早ではあるのだけれども。でもさすがに先月「やっぱり無理かも・・・」と思い始めた瞬間に、先生から熱めの励ましをいただいてしまい、その道うん十年のベテラン先生の察し方すごいな、と感心してしまいましたけども。

 

粛々やるのみです。これは。

 

そして、結局ヤマハを断念しました。ピアノやってる場合じゃないし、そもそもピアノさせるのも一苦労。指が動かない。音楽自体は好きみたいだし、娘のピアノ練習を聞いて勝手にドレミで歌えるくらい耳がいいので、そこはもったいないなと思ったんだけども。受験が終わったらバイオリンとかさせてみようかな?

 

できることも増えてきたのだけど、その話はおいおい。

ありがとう、ごめんなさい、の練習。

最近、息子について特にこれを練習中です。

 

娘もそうだったのだけど、4歳くらいだと「ごめんなさいを言う」=「自分の負け」みたいなところがあって、だから「悪気なくぶつかった」というシーンで「ごめんなさい」がなかなか言えないんだよね。「わざとやったわけじゃない、だから悪くない」から。

 

まあ、ぶつかってゴメン、みたいなのは娘も年齢とともに理解して言えるようになったので、それほど心配することでもないのかもしれないけれど、夫の家系は発達障害系の家系なので夫も「ごめんなさい」言えないタイプなんだよね。。。

 

また、それはさておいても生意気な口をきき始める年ごろでもあって、出されたご飯に「これやだ!」とかね、文句言ったりしてね。私は出されたご飯に文句をつけるのは絶対に許さないマンなので、こうなるともうご飯取り上げるし「ごめんなさい」と言うまで出さない。

 

だいたいの「ごめんなさい」は「ありがとう」に置き換えられる

ただご飯に文句をつけたら「文句をつけてごめんなさい」と言うまで出さない・・・はちょっとやりすぎかな、そこまで謝ってほしいわけではないし、という気持ちが私もあり。ただ、なあなあで許すのは良くない。なので、最近はこの場合

  • ご飯を作ってもらったんだから「嫌だ」と言ってはいけないと言い聞かせる
  • 「作ってくれて、ありがとう」と無理やり言わせる。

というのをクリアしたら、取り上げたご飯をまた出しますと。

 

まず、たいていの「ごめんなさい」は「ありがとう」に置き換えられるので、「ごめんなさい」が言えないのであれば「ありがとう」を言うべきかな、と思うのです。もちろん「ごめんなさい」が必要なシーンもありますが。

 

例えば昔夫が大遅刻をしてきて寒空で待たされて私がブチ切れたんですが、夫も売り言葉に買い言葉「ちょっと遅れるって連絡した!」「俺はよっぽどのことがないと謝らない!」とか言うわけですよ。とっさに「じゃあ謝らなくていいから『待ってくれてありがとう』と言え!」と言ったら、そう返ってくるとは思ってなかったらしくて恥ずかしそうにモゴモゴ「ありがとう」言ってましたね(笑)。

 

夫はもう大人なので「ごめんなさい、が言えないのはわかったから、ありがとうを言え」と教育中ですが、息子は「ごめんなさい」「ありがとう」の練習中。娘と喧嘩したりじゃれあったりして相手に痛いことをしてしまった場合は理由はどうあれしっかり「ごめんなさい」と言うこと。それ以外の場合で「ありがとう」で置き換えられる場合は「ありがとう」多めで教えていきたいな、なんて。

 

「無理やり」言わせる。言葉にすることを習慣づけたい。

もう一つのポイントは「無理やり言わせる」こと。語学もそうなんですけど、やっぱり「言葉に出すことによる慣れ」って言うのはあると思うんですよ。感謝の気持ちなんて、後からでよいと思っていて。「ありがとう」「ごめんなさい」はコミュニケーションの手段でもあるので、まずは言えるようになることが大事かと。「ありがとうと言え!」と言って言わせてます。もう命令形です。もちろん賛否両論あるでしょうけども。

 

渋々言われた「ありがとう」でも、結構言葉で言われると気分が晴れるんですよね、こっちも。

 

あ、渋々言われたり、棒読みぶっきらぼうに「ありがとう」と言われたとしても「気持ちがこもってない!」とかは言いません・・・喧嘩が収拾しません・・・。そこは「どういたしまして」で引いておく。

 

まあ、これが正しいことなのかどうかはわからないけれど、ありがとう、ごめんなさい、子供は習うより慣れよ、言葉にすることが当たり前と感じられる子になってくれればと思います。

ひらがなようやく始まったよ!

なっかなかひらがなが認識できていないように思えた息子。

こんなことを以前つぶやきました。

 

 

そして、フォロワーの方からこんなコメントをいただきました。

 

 

つまり、「1,2,3,4,5」も「な、に、ぬ、ね、の」も、なんなら「いちご」などの言葉全部を「塊」としてとらえているから、最初とか最後とか何番目とか、よくわからなくなっているのではないか、というお話。

 

なんと、これがドンピシャでした息子。その節はありがとうございました、湊さん。

 

「く」「つ」「し」「た」でトライ。

コメントを受けて、まずはバラバラの文字で単語が構成されていることを理解してもらう必要があるのでは?と、文字だけのひらがなカードを準備しました。多分、絵といっしょだと混乱しそうな気がしたので。そして、書きの練習とかでよく最初に出てくる文字が含まれている「くつした」で始めることに。

 

カードを並べて、「く」「つ」「し」「た」と言いながら一枚ずつ動かす。最初の字は?最後の字は?カードを1枚ずつ見せて、「これは?」「く」、そんなことを3日くらいやったら、ちゃんと「くつした」は「く」「つ」「し」「た」の4つの字から成り立っていることをわかってくれました。

 

ひらがな表が、ようやく使われるように

文字がバラバラであることを認識したら、ひらがな表を自分で指さして、絵を見ながらひらがなを推測するようになりました。自分で見ながら「いちごの『い』」とか言いながら指さしています。いちごの絵から「い」であると推測できるようになりました。

 

ようやく!ようやくひらがな表が使えるまでに至ったよ!

 

思うにこれまでひらがな表を見ても、たとえば「い」のところにいちごの絵が描いてあると、「い」は「いちご」、だと思ってたみたいなんですよね。でも別のひらがな表を見たら「い」は「いす」だったり、「いか」だったり・・・。これは?と「い」を出しても「?(どれかわからない)」となっていたのではないかと。

 

最初の音、最後の音もとりあえずは・・・

最初の音が同じものを選びましょう、最後の音が同じものを選びましょう、もとりあえずは「最初の音」のほうはなんとか理解はしたよう。

これもねえ、「最初」「最後」という言い方だと通じなくていろいろと言い方を変えてようやく通じたという感じ。

 

もうなんだろうね、この最初のハードルがことごとく高い感じ。。。

 

今こそ歌って覚えるか。

とりあえずひらがな表が使えるようになったので、今こそ歌って覚えたいと思います。ひらがな表を指さしながら一緒に歌ったら2週間くらいで読めるようになった、と聞いたことがあるので。

そんなに急いでひらがな覚える必要もないのでしょうが、しりとりとか最初の音、最後の音の問題などはひらがなの意識があったほうが取り組みやすいのでは?と思うところもあるので、並行して取り組んでいきたいと思います。

 

 

小学生になるための課題

今月からお教室に通い始めた息子。きっかけはこの件です。

 

cororon777.com

 

いろいろ考えた末、結局「ガチ小学校受験」な娘の通ったお教室に。先生に一度見てもらって、行けるのではないかという判断をいただき正式入会。

 

で、娘の時にはコロナでなかった、「月1回の授業見学」というのが去年から復活していて、先日3回目の授業を見学したのですが、もう、受験以前に小学生になるための課題が浮き彫りになり過ぎた。

 

  1. 座ってはいられるけど、ぐにゃぐにゃして疲れてきたら机に突っ伏す。
  2. 先生が「これを見て」と言ってもそちらを見られない
  3. 先生が5~6回指示を繰り返し言わないとやらないできない

 

新年長スタート組がほとんどのクラスだったので、息子だけできないというわけではなく、他のお子さんも似たり寄ったりな上、先生も扱いに慣れたもので「これは毎年の風物詩なのかな・・・」と思ったりはしたのですが。

 

なんかね、こんな息子を見ていて、いわゆる小学校で「勉強ができない子」って、本当に理解が遅い子って実はそんなにいなくて、結局上記の3つができないまま小学生になってしまったのが原因なのかもしれない、ってちょっと思ったりしたんですよね。。

 

例えば1番の、「机に突っ伏す」。体幹が弱いから、長いことまっすぐに座っていられなくてぐにゃぐにゃぐにゃぐにゃ。机に突っ伏したりひじをついたりetc。これを小学校の授業中にやったらどうなるか。

 

そんな姿勢だと当然先生の話なんてちゃんと聞いちゃいない。だから「これを見て」とか「〇〇色で塗って」とかの指示を全然聞いてない。で、何をやったらいいかわからない。ここでなんとなく周りの子がやっているのを見てできる子ならいいのだけど、やろうって気もなかったり、周りの子を見てもわからないできない、という子だったらもう全然ついていけない。あっという間に勉強がわからなくなってしまう・・・。

 

頭の良しあし以前の「人の話(授業)をちゃんと聞けるかどうか」が出発点だったんだと改めて気付きました。

 

私だって勉強面については先取りさせようとか少し考えていたし、ほとんどの知育垢の親御さんが「小学校の勉強についていくためにはどうすればいいか」の答えを、先取りだと思ってるのではないかと思います。

 

もちろん先取りも対策としては有効だと思うのだけど、「まずちゃんと座って、人の話が聞ける」古くから言い伝えられてきたその言葉そのままが、本当に大切なことだったんだと。でももうちょっと具体的に言ってほしかったよね。

 

「机に突っ伏したりゴロゴロしたりせず、ちゃんと座って前を向く。先生が話す指示を一度で聞けるようにする、『これを見て』と言われたらそちらをちゃんと見る」

 

ここまで言ってほしかったよね。。

 

もちろん何もせずとも当たり前にできている子はたくさんいると思う。ただ、結局のところ低学年で勉強に遅れてしまうのは、こういうことが関係しているのではないかな、と思うんですよ。でもほとんどの親が、それに気づけないまま小学校入学になってしまう。私だって、お教室で息子を見て、先生のお話を聞いて知ったよ。。。

 

ちゃんと座る。

先生の指示を聞いて理解して、行動に移す。

 

まずはこれを徹底したいかな。もちろんペーパーもするけれども。これができないと小学校受験も致命的なのはわかっている。ちゃんと早めに身に着けたいな。