Chronicle of sky

ミドフォーママ黒猫がASD夫とASD息子、てんかん、協調運動障害、斜視などなど発達と治療に右往左往するブログ。

ありがとう、ごめんなさい、の練習。

最近、息子について特にこれを練習中です。

 

娘もそうだったのだけど、4歳くらいだと「ごめんなさいを言う」=「自分の負け」みたいなところがあって、だから「悪気なくぶつかった」というシーンで「ごめんなさい」がなかなか言えないんだよね。「わざとやったわけじゃない、だから悪くない」から。

 

まあ、ぶつかってゴメン、みたいなのは娘も年齢とともに理解して言えるようになったので、それほど心配することでもないのかもしれないけれど、夫の家系は発達障害系の家系なので夫も「ごめんなさい」言えないタイプなんだよね。。。

 

また、それはさておいても生意気な口をきき始める年ごろでもあって、出されたご飯に「これやだ!」とかね、文句言ったりしてね。私は出されたご飯に文句をつけるのは絶対に許さないマンなので、こうなるともうご飯取り上げるし「ごめんなさい」と言うまで出さない。

 

だいたいの「ごめんなさい」は「ありがとう」に置き換えられる

ただご飯に文句をつけたら「文句をつけてごめんなさい」と言うまで出さない・・・はちょっとやりすぎかな、そこまで謝ってほしいわけではないし、という気持ちが私もあり。ただ、なあなあで許すのは良くない。なので、最近はこの場合

  • ご飯を作ってもらったんだから「嫌だ」と言ってはいけないと言い聞かせる
  • 「作ってくれて、ありがとう」と無理やり言わせる。

というのをクリアしたら、取り上げたご飯をまた出しますと。

 

まず、たいていの「ごめんなさい」は「ありがとう」に置き換えられるので、「ごめんなさい」が言えないのであれば「ありがとう」を言うべきかな、と思うのです。もちろん「ごめんなさい」が必要なシーンもありますが。

 

例えば昔夫が大遅刻をしてきて寒空で待たされて私がブチ切れたんですが、夫も売り言葉に買い言葉「ちょっと遅れるって連絡した!」「俺はよっぽどのことがないと謝らない!」とか言うわけですよ。とっさに「じゃあ謝らなくていいから『待ってくれてありがとう』と言え!」と言ったら、そう返ってくるとは思ってなかったらしくて恥ずかしそうにモゴモゴ「ありがとう」言ってましたね(笑)。

 

夫はもう大人なので「ごめんなさい、が言えないのはわかったから、ありがとうを言え」と教育中ですが、息子は「ごめんなさい」「ありがとう」の練習中。娘と喧嘩したりじゃれあったりして相手に痛いことをしてしまった場合は理由はどうあれしっかり「ごめんなさい」と言うこと。それ以外の場合で「ありがとう」で置き換えられる場合は「ありがとう」多めで教えていきたいな、なんて。

 

「無理やり」言わせる。言葉にすることを習慣づけたい。

もう一つのポイントは「無理やり言わせる」こと。語学もそうなんですけど、やっぱり「言葉に出すことによる慣れ」って言うのはあると思うんですよ。感謝の気持ちなんて、後からでよいと思っていて。「ありがとう」「ごめんなさい」はコミュニケーションの手段でもあるので、まずは言えるようになることが大事かと。「ありがとうと言え!」と言って言わせてます。もう命令形です。もちろん賛否両論あるでしょうけども。

 

渋々言われた「ありがとう」でも、結構言葉で言われると気分が晴れるんですよね、こっちも。

 

あ、渋々言われたり、棒読みぶっきらぼうに「ありがとう」と言われたとしても「気持ちがこもってない!」とかは言いません・・・喧嘩が収拾しません・・・。そこは「どういたしまして」で引いておく。

 

まあ、これが正しいことなのかどうかはわからないけれど、ありがとう、ごめんなさい、子供は習うより慣れよ、言葉にすることが当たり前と感じられる子になってくれればと思います。