今月からお教室に通い始めた息子。きっかけはこの件です。
いろいろ考えた末、結局「ガチ小学校受験」な娘の通ったお教室に。先生に一度見てもらって、行けるのではないかという判断をいただき正式入会。
で、娘の時にはコロナでなかった、「月1回の授業見学」というのが去年から復活していて、先日3回目の授業を見学したのですが、もう、受験以前に小学生になるための課題が浮き彫りになり過ぎた。
- 座ってはいられるけど、ぐにゃぐにゃして疲れてきたら机に突っ伏す。
- 先生が「これを見て」と言ってもそちらを見られない
- 先生が5~6回指示を繰り返し言わないとやらないできない
新年長スタート組がほとんどのクラスだったので、息子だけできないというわけではなく、他のお子さんも似たり寄ったりな上、先生も扱いに慣れたもので「これは毎年の風物詩なのかな・・・」と思ったりはしたのですが。
なんかね、こんな息子を見ていて、いわゆる小学校で「勉強ができない子」って、本当に理解が遅い子って実はそんなにいなくて、結局上記の3つができないまま小学生になってしまったのが原因なのかもしれない、ってちょっと思ったりしたんですよね。。
例えば1番の、「机に突っ伏す」。体幹が弱いから、長いことまっすぐに座っていられなくてぐにゃぐにゃぐにゃぐにゃ。机に突っ伏したりひじをついたりetc。これを小学校の授業中にやったらどうなるか。
そんな姿勢だと当然先生の話なんてちゃんと聞いちゃいない。だから「これを見て」とか「〇〇色で塗って」とかの指示を全然聞いてない。で、何をやったらいいかわからない。ここでなんとなく周りの子がやっているのを見てできる子ならいいのだけど、やろうって気もなかったり、周りの子を見てもわからないできない、という子だったらもう全然ついていけない。あっという間に勉強がわからなくなってしまう・・・。
頭の良しあし以前の「人の話(授業)をちゃんと聞けるかどうか」が出発点だったんだと改めて気付きました。
私だって勉強面については先取りさせようとか少し考えていたし、ほとんどの知育垢の親御さんが「小学校の勉強についていくためにはどうすればいいか」の答えを、先取りだと思ってるのではないかと思います。
もちろん先取りも対策としては有効だと思うのだけど、「まずちゃんと座って、人の話が聞ける」古くから言い伝えられてきたその言葉そのままが、本当に大切なことだったんだと。でももうちょっと具体的に言ってほしかったよね。
「机に突っ伏したりゴロゴロしたりせず、ちゃんと座って前を向く。先生が話す指示を一度で聞けるようにする、『これを見て』と言われたらそちらをちゃんと見る」
ここまで言ってほしかったよね。。
もちろん何もせずとも当たり前にできている子はたくさんいると思う。ただ、結局のところ低学年で勉強に遅れてしまうのは、こういうことが関係しているのではないかな、と思うんですよ。でもほとんどの親が、それに気づけないまま小学校入学になってしまう。私だって、お教室で息子を見て、先生のお話を聞いて知ったよ。。。
ちゃんと座る。
先生の指示を聞いて理解して、行動に移す。
まずはこれを徹底したいかな。もちろんペーパーもするけれども。これができないと小学校受験も致命的なのはわかっている。ちゃんと早めに身に着けたいな。