現在年長さんの娘。シャイな性格のため、なかなか挨拶もままならず、これまでいろいろと頭を悩ませてきたのですが、内村航平さんのお母様が佐藤ママと共著されている本を読んで以来、仕方ないかな、と若干諦めていたのです。
内村航平さんも幼少期恥ずかしくて挨拶もできないタイプで、お母様は特に年配の方にそれはそれは厳しいことをいろいろと言われたそうです。けれど、そんな子がどうだ、今は人前でも立派に話している。というのを読んで、今は仕方ないかなと、思っていたのです。
が、扁桃腺手術で入院したときのこと。やってくる看護師さん、お医者さん、みんな「こんにちわ」って娘に挨拶してくれるのに、娘はだんまり。看護師さんもお医者さんも笑って許してくれるけど、看護師さんの交代とかで一日にそれが何回もあるのでさすがに、これじゃいかん、失礼すぎる!と思いまして。
どうにか挨拶ができるようになる方法はないか、と。
挨拶しなければならないことは、ちゃんとわかってる。
まずこれなんですよ。私も挨拶がいかに大事か、挨拶を無視されたらどんなに悲しいか、いろいろ説明しましたよ。それだけでなく、幼稚園でもお教室でもどこでもかしこでも、「挨拶をしましょう」と言われているわけですから、当然「挨拶しなければならない」というのは理解しているんです。ということに、ようやく気付きまして。
結局、「理解はしてるんだけど恥ずかしくてなかなかできない」というところに落ち着くのかと。
挨拶だんまりで、怒って決行した「発声練習」が意外な効果!
入院中あんまりに挨拶にだんまりなので、いよいよ怒って勢いでやらせた発声練習。これが意外に効果がありまして、繰り返し「おはようございます」と朝声を出させてた後、看護師さんがやってきたときに、ちゃんとはっきり挨拶できたんですよ。なので、入院中は毎朝看護師さんが来る前に、軽く発声練習。(個室でよかった)
退院後幼稚園が始まったら、幼稚園の先生に対してまたまた戻ってしまったので、時間があるときは朝登園前に発声練習するようにしました。
私「おはようございます!」
娘「おはようございます。。」
私「もっと大きな声で!おはようございます!」
娘「おはようございます!」
最初のころは10回くらい言わせてましたけど、最近は3,4回かな?代わりに面接対策として「おはようございます」の後に質問を追加するようにしました。
毎日発声練習できるわけではないのですが、やっぱり発声練習していった日は、ちゃんとはっきりと先生に挨拶できます。
接客業でよく開店前に「いらっしゃいませ!」「いらっしゃいませ」と練習したりすると思いますが、あれ、効果あったんだな、と本当に思いました。声を出すハードルが低くなる感じ。
変に「挨拶とは」とか教えて考えさせるより、何も考えずに声を出させるほうが、体で覚えるからいいのかな、とか思いました。
まだまだ、挨拶するのを忘れたり、手を振るだけだったり(特に仲の良い先生)するのですが、「ちゃんと声出して」と言うと、しっかり挨拶できるようになったので、それだけでもだいぶ進歩です。
は~、少しは受験に光明が見えてきたかな。