Chronicle of sky

ミドフォーママ黒猫がASD夫とASD息子、てんかん、協調運動障害、斜視などなど発達と治療に右往左往するブログ。

まずは褒めて「わからないけどできるかも」と思わせるよ。

先日、お教室での息子の様子を久しぶりに見て、そして最近色々思っていたことを踏まえて、しばらく褒め殺しでご機嫌よくペーパーやりたいと思います。何が難しいって、私が一番難しいよ!!

 

目の前の問題をやろうとしない理由

今のお教室の問題は息子にはtoo muchな内容で、ほとんどついていけていません。それでも先生の方針で難しい問題から簡単な問題まで、皆と同じ問題をやっているんですが、やっぱり特に難しい問題だと、まったくやろうとせず、手遊びして怒られる、みたいなのの繰り返し。

 

わからなくてもわからないなりにやってみて欲しいと思うのが大人ですが、息子がやろうとしない理由には、以下の2つがあるように思いました。

  1. 「わからない」と思われたくないから、最初からしない
  2. 目の前の嫌なこと(問題)を、先延ばしにして回避したい
 
「わからない」と思われたくないから、最初からしない

いやいやいや、最初からしないのも「できない」のと一緒じゃん短絡的過ぎんか?と大人は思うのですが、「この問題×、次も×、その次も×」と半分以上できない子が、これ以上×を積み重ねるのが嫌になってしまうのは、もしかしたらあるのかなと。だったら白紙で出して×1つで済ませたい、みたいな。

 

あと、「何か書けば当たるかもしれない」と私とかは思うわけですが、これってよく考えたら、だいたいの問題に正答できる人の考えで、ほとんどの問題が誤答、×になってしまう子は、「書けば当たるかもしれない」なんて思えないよなと。「どうせ×だし」多分きっとこう思ってしまうはず。

 

できた部分を褒めて「1問の正答」を狙いに行かせたい。

これをどうにかするためには、問題の難易度を下げて正答率を増やして自信をつけさせるのも1つあるのですが、ただこれだけだと、息子の場合、調子に乗って終わるだけで、難しい問題になるとやっぱりやらないのですよ。「難しいから、〇にならなさそうだから、やらない」みたいな。

 

だから、1枚のペーパーに5問くらいあるとして、難しくて1問しか正解しないようなときに、できなかった4問を詰めるのではなく、できた1問を「すごい、これできたんだ!」と少し大げさに褒めることを繰り返していたら、どんなに難しくても「1問正解すれば褒められる」と思って「1問の正答」を目指してくれないだろうかと。

 

親としてはできなかった4問を詰めたいところだけど、できなかった問題は「これはここがこうだから答えはこれね」と淡々とあっさり説明して終わりにする。何度かやっているうちに見につけてくれればいいわ~くらいの諦めで(苦笑)。

 

だから、とにかく、怒らない、怒らない、怒らない・・・。

 

今日は尖った鉛筆で手遊びしてたら、私の指にささって痛くて怒ってしまったが・・・。反省。

 

自己肯定感の低さが生む発達障害児の「嫌な感じ」

最近息子は、娘が何か私に怒られそうなことをやった時に「お姉ちゃんがこうしたよ」と私にチクるんですよね。なんでそういうことをするのかな、って思っていたら先日娘の習い事先の多動男子もおんなじことやってて。その心理をよくよく考えてみると「今他の子は怒られるようなことをしているけど、自分はこんないい子だよ、褒めてよ」というアピールなんじゃないかと。

 

逆に言えば、それほどの演出をしてしまうほど、彼らは日常的に怒られることばかりなんじゃないだろうかと。

 

なので。自己肯定感上げるために、とにかく「できた部分」を褒める、怒らない、を頑張ることにしようかと。まあ大変💦

 

お教室の先生にもこのことをお話して、他の子の手前もあって難しいかもしれないけれど、できた部分を褒めてもらうようにお願いしてみようかな・・・。

 

とにかくあと少し、調子に乗らせてなんぼの戦略で行きます!