Chronicle of sky

ミドフォーママ黒猫がASD夫とASD息子、てんかん、協調運動障害、斜視などなど発達と治療に右往左往するブログ。

子供にいろいろ言いすぎるのは、やっぱりよくないのかもしれない。

最近、掲題の件について、ちょっと考えを改めはじめました。

 

時々ツイッターに流れてくる、なかなか言うことを聞けない発達障害の子にはこう言い換えましょう!みたいなツイ。例えば「廊下は走っちゃダメ!」ではなく「廊下は歩こう!」と言う、みたいな。それ見て思ったのが、親ならそうやって子供の特性に合わせて気を使えるけど、赤の他人はそこまで気を使えないんだから、「走っちゃダメ」で走らないようにできないと意味なくない?と。

 

でも、最近いろいろな子を見ていて、少なくとも幼児~低学年くらいのうちは、周囲がこうやって言い換えを使って、極力否定語を使わないようにして、自己肯定感高めに育てた方が、その後の悩みが少ないのかもしれない、と思い始めた。

 

とにかく息子のような発達障害気味な子たちは、幼児期からいろいろと注意されることが多いわけです。物を落とすな、右左逆、前後ろ逆、忘れ物、走るなちょろちょろするな、話を聞け、叩くな暴れるなetc

 

息子は大人しめなので助かってますが、それでもまあ、「良い子育て」をしようと思ったら、1から100まで1日中お小言の嵐になってしまいます。それでどこ吹く風~みたいな子は、がんがんお小言言った方がいいと思いますけど、そうじゃない子は結構拗らせちゃうんじゃないかなと。

 

例えばちょっと前にツイで見た、少し何か指摘されただけで「なんで怒るの!?」となったりするとか、他の子が何かしていたらすぐに大人にチクったりするとか。こういうのって、実は怒られ過ぎて自己肯定感が下がってしまって、過度に「怒られたくない」と思っていたり、自分より悪い子がいたら怒ってもらいたい、みたいな意識になってしまっているのではないかと。

 

そういう拗らせ方をさせないために、幼少期は上記のような否定語を使わない言い換えって大事なのかもしれないと。いずれ「~したらだめ」と言われることもたくさん出て来るだろうけど、その時にある程度自己肯定感が育っていれば、そんなに頑なな態度になることはないんじゃないかと。

 

逆に言うと、大人の発達障害な人でも周りと軋轢を起こしがちな人と、うまく自分とは違うことを理解して乗り切ってる人といるのは、もしかしたら「拗らせ方」の差が少しあるのかもしれないとも思った。

 

なので、子供たちにあんまりガミガミ言うのはやめようかな、って思って少し我慢我慢とここ2,3日頑張っている。

 

別に靴が右左逆でも、帽子が前後ろ逆でも、死にゃしないし誰にも迷惑かけてないのだから、別にそのままでいいじゃないと😅

 

何もかも言うことを聞いてあげられるわけではないけど「あっち行きたい!(家と反対方向)」と言われたら「行きたいね~、でも今日はこっちなの~」と言って共感しつつスルーとか。ただスルーしても本人が納得いかなくて、キイーってなってることはまあある。

 

そして叩くとか暴言とかはやっぱりしっかり叱ったほうがいいかな。

 

挨拶は今はできなくてもそこまで心配することはないけど、言い続けることは大事だなと思ったから、言わせていたりはする。

 

達観してもやっぱりそれなりにお小言はあるわね。。でもやっぱり多少目をつむれるところはつむってあげて、拗らせないように拗らせないように、させていきたいな。

 

難しいけども!